高まる緊張、原油輸送の大動脈ホルムズ海峡での砲撃事件

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安倍首相のイラン訪問や対米感情との因果関係があるのかどうか。
 
軽々な推測は避けますが、事実として起こったのは、ホルムズ海峡で日本関係の荷を積んだ船2隻が砲撃されたこと。
ホルムズ海峡は、ペルシャ湾沿岸で産出する原油の重要な搬出路で、世界の約3割、日本が輸入する原油の約8割が通過する、原油輸送の大動脈です。
 
また、最狭部33km、海賊も存在するなど物騒な海峡でもあり、日本のエネルギー供給を考えるうえで中東情勢の緊迫化によるホルムズ海峡封鎖は最大のリスクと考えられており、そんな中での砲撃。
被害や影響が拡大することのないよう、外交主導での冷静な対応を望みたい。
 
緊張は中東だけではありません。
 
11日には、中国海軍の空母など6隻の艦隊が沖縄本島と宮古島の間、宮古海峡を堂々と通過。5月の領海侵犯は4回にも及び増加しています。
隙あらば尖閣諸島を実効支配しようと目論んでいるのも間違いない事実でしょう。
 
これに加え朝鮮半島にロシア。
以前に書いた自衛隊機のスクランブル発進回数増と言い、北から南まで、周りを見渡せば予断を許さない状況だらけです。
 
ホルムズ海峡の砲撃を受け、国家防衛とエネルギーを含めた安全保障のあり方(資源を海外に依存し過ぎることへのリスクなど)について、国民一人ひとりが考えなければ、いつまでも平和ボケから脱することは出来ないでしょう。
 
世界は綺麗ごとで成り立ってはいないのですから。