気づきの声は利便性向上の源

ブログ まちづくり

昨日は、とある市民の方からお声を頂戴したことを受け、駅前立体駐車場の駐輪エリアへ。
 
収容台数約640台の駐輪場は、ほぼ満車で利用率の高さが伺えました。
駐輪場については、完成式の際にマジマジと確認していなかったのですが、乱雑駐輪と安全面(転倒防止)、収容台数の確保の観点から設置されている駐輪ラック(レール)は、横方向にスライドが可能。
これにより、車間を詰めて駐輪が出来るのと、逆に言えば乗車の際には車間を空けて自転車を取り出せるという仕組みに、今さらながら「なるほど」と理解。

 
頂戴したお声は、特に「お年寄りの方々がこのスタンドに自転車を乗せるのに苦労している」とのことでしたので、少し自転車を拝借し持ち上げてみると、確かに非力な方にはラックのレールと地面の5cm程度の隙間を持ち上げるのは辛いかもと実感。
 
原則、このスタンドに駐輪するというルールはほぼ守られていることから、早急に何か全面改善をということではないと判断しましたが、例えば、非力な方向けに駐輪レールガイド(持ち上げるのでなく、押してレールに載せられるように)を設けたお年寄りスペースがあっても良いのかなと思いました。
 
この点については、利用状況の詳細確認とともに引き続き対応していきます。
 
こういった「気づき」の声が利便性を高めることにつながるのであり、ご意見を頂戴した方にはこの場を借りて感謝申し上げたいと思います。

ごく僅かですが、ラック駐車されていない方には「注意喚起」がされていました。