2021年10月18日
越前市長選挙。新人が現職を破る。
想定はしていたものの、文字通り「身に染みた」のは昨日の寒さ。
冬型の気圧配置により、11月並の気温とのことでしたが、気象庁の観測データによると最高気温は、11時52分の19.1℃。
最低は、12.8℃(4時49分)で、終日強い北風が吹く一日となりました。
今日は、天気こそ晴れ間が広がるものの、寒さは引き続きのようですので、あたたかい服装にてお過ごしくださいませ。
さて、あいにくの天気回りとなりましたが、同じく昨日は越前市長選挙の投開票日。
敦賀市にとっては、隣々接の位置関係で人口規模はやや越前市のほうが多いものの、同じ産業のまちで北陸新幹線敦賀開業すれば隣の駅になるという関係もあり、個人的にも大変注目していたもの。
任期満了に伴うこの選挙には、いずれも無所属で、5選を目指す現職の奈良俊幸候補(59)、前福井県副知事で新人の山田賢一候補(63)、美術家で新人の宗田光一候補(66)の3氏が立候補し、1週間に亘る選挙戦を繰り広げてきたましたが、結果、山田候補が勝利を手にしました。
選挙前から、現職の奈良候補と新人の山田候補による有権者を二分する選挙と言われ、越前市の知人に聞いても「どっちが勝つかさっぱり分からん」との状況でしたが、開票の結果は、
奈良俊幸候補 17,379票
山田賢一候補 21,863票
宗田光一候補 593票
奈良候補と山田候補の差「4,484票」をどう見るかですが、私の感覚的には、思ったより差がついた印象を受けました。
論評する立場にはありませんが、新幹線駅周辺整備など争点はあったもののやはり、「多選」よりも「新たな期待」ということがひとつの判断ポイントだったのでしょうか。
また、100%開票後の投票率は62.02%(投票者数40,110人/当日有権者数64,673人)で、前回2017年の57.8%からは上昇しているものの、「二分」という割には低調であったような気がします。
といっても、前回の敦賀市長選の投票率も58.21%ですが…。
選挙前に投票棄権防止を呼び掛けるのみならず、やはり普段から政治、市政への関心を高める取り組みがより一層必要なのかなとも感じた次第です。
これまた、私が言うのはお門違いかもしれませんが、いずれにしても、勝利した山田新市長におかれては、特に副知事時代を含めた豊富な人脈やネットワーク、そして行政経験を最大限活かされ、郷土のさらなる発展に向け手腕を発揮されますこと、隣々接の一市民として期待したいと思います。
最後に、開票速報の見方について。
20時以降、都度インターネット速報を見守っていたところ、22時20分過ぎに知人から「当確出ましたね!」との連絡があり、聞くとその知人はYouTubeでのライブ中継で確認していたとのこと。
開票の見守り方ひとつとっても、こうして時代は変わっているのだと、正直、波に乗り遅れていた自分を恥じました。
新たな時代にチャレンジするには、今までのものを大切にしつつ、当然新たな技術や知見を取り入れることが重要ですので、情報のアンテナをもう少し高くし、引き続き活動にあたっていきたいと思います。
最後は余談で失礼しましたが、これにて本日のブログを閉じさせていただきます。
【初当選を果たした山田賢一氏。今後の手腕発揮に期待いたします。(YouTubeのFBCライブ中継画面を撮影)】