議会のデジタル化は「目的ではなく手段」

ブログ 敦賀市議会

秋から冬へと、季節の移り変わりを感じる空模様の敦賀。
 
昨朝は、曇天に一光さす天気のなか、水曜恒例の辻立ちを実施しました。
 
毎回、原電労組敦賀分会の役員が交替で、一緒に活動してくれていることに感謝しかありませんが、昨日の当番はなんと22歳の若手組合員。
 
息子と同世代の彼は、聞けば小学校から中学、高校と、私とまったく一緒のルートで原電に入社。
 
これだけでも親近感が湧くところ、さらに話すと、仕事も趣味(筋トレ)もひたむきに努力する様子が伺え、若い彼から刺激をもらった次第です。
 
さらに、彼曰く、筋トレの秘訣は、トレーニングも食事(主にタンパク質を摂取)も「続けること」が大事だと。
 
「継続は力なり」はまさに、議員活動と同じだと、心通ずる(勝手にですが…)朝となりました。
 

【奥に立つのはマッチョな彼。頼もしい存在に表情も晴れやかに。】
 
その後は議会へ。
 
午前中は、議会運営委員会の「タブレット導入検討ワーキング(以下、WG)、午後は「議会のデジタル化をどう進めるか」をテーマとした市議会議員研修会に出席しました。
 
「タブレット導入検討WG」では、これまで福井県内の越前市、坂井市、滋賀県長浜市の各議会を行政視察した結果を踏まえ、導入に向けた機種や文書管理ソフトの選定、今後の進め方などについて協議。
 
WGメンバーは4人ですが、前向きに議論する場はやはり楽しいもの。
 
まとめた中間報告案をもって、次回の議会運営委員会で提案することとしました。
 
また、研修では、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授の湯淺墾道(ゆあさはるみち)氏をお招きし、議会のアナログとデジタル、議会の一部デジタル化を可能とした地方自治法改正の内容、議会のデジタル化の意義や課題などについてご講義いただきました。
 
言うまでもなく、デジタル化は「目的ではなく手段」であり、敦賀市議会として何をどこまでめざすのか(例えばオンライン会議など)、議会全体で合意形成を図ったうえで進めていかねばと、改めて認識する機会となりました。
 

【全員協議会室で行われた研修会の様子(開会前)】
 
こうして午前、午後と、議会のオンライン、デジタル化に向けた話しが続いた訳ですが、これらを進めたとしても、議会あるいは一議員の活動として大事なのは、住民の皆さんとの直接対話。
 
先刻ご案内のとおり、今晩は敦賀市議会「議会報告会」を開催いたします。
 
アナログでもデジタルでも、めざすところは「開かれた議会、より身近に感じる議会」。
 
事前申込みや人数制限はまったくございませんので、ご家族、ご近所、職場などでお誘い合わせのうえ、ドシドシ参加いただけますようお願いいたします。
 
<時間や場所は以下をご覧ください↓>