奮闘するスポーツ選手から元気をもらい、今日から6月定例会

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いよいよこの人も壁を超えてきました。
 
鳥取市で6日開催された陸上の布勢スプリント男子100メートル決勝で、山県亮太選手が9秒95の日本新記録をマーク。
 
サニブラウン・ハキーム選手の記録を0.02秒縮めるとともに、日本人選手としては4人目の9秒台を叩き出したことになります。
 
中学生の頃に皆で走り方を真似した不破弘樹選手の日本記録(1987年)が10秒33であったことを思うと、34年間掛かって縮めたタイムは0.38秒。
 
1998年に伊東浩司が10秒00を出してから、4年前に桐生祥秀選手が日本人で初めて「10秒の壁」を破るまでは何と19年。
 
体力で劣るとされる日本人選手は、それを補う科学的トレーニングや技術面で、それこそ血の滲むような努力と切磋琢磨でここまで来たとされています。
 
そして欠かせないのはライバルの存在。
 
山県選手の場合は、常に桐生選手の存在があり、2013年の世界選手権で初めて一緒に日本代表入りした時から、互いに高め合ってきた存在なのだそう。
 
東京五輪の代表権の行方は今月24日に大阪市で開幕する日本選手権で決まりますが、4強、5強とも言われる注目の男子100メートルの行方はどうなるか。
 
この二人を始め、「日本人には無理」と言われた短距離の世界で、東京オリンピックの舞台で肩を並べるシーンを楽しみにしておきたいと思います。
 
また、昨日は、同じ陸上競技の話題で我がことのように嬉しいことがありました。
 
神奈川県のレモンガススタジアム平塚で開催されていた「日本学生陸上競技個人選手権大会」では、第二日までに投擲の奥村仁志選手(砲丸投げ3位)や跳躍の宮本佳苗選手(女子三段跳び8位)など、長女が敦賀高校陸上部に所属していた時の後輩や同級生が活躍する姿を新聞記事で嬉しく見ていたところ。
 
そして、昨日の第三日は、私の同級生の長男で粟野中ー敦賀高校から城西大に進んだ深町飛太(ひだい)選手が、男子400メートルハードルで何と3位表彰台に。
 

【YouTubeライブ配信画面より】
 
同級生のお父さんからは、事前にYouTubeでライブ配信しているとの連絡をいただいていたため、画面を通して応援すると、ラストまで力の限りストライドを伸ばし、2位との差0.03秒という激戦のレースに正直感動しました。
 
競技場で会うたびに声を掛けてきた飛太選手ですが、画面に映る姿は鍛えた筋肉量もあってか一回りも二回りも大きくなっていて、こちらも驚く限り。
 
全国レベルでの大躍進を我が子のように嬉しく思い、今後ますますの成長により、北川貴理選手に次ぐ、敦賀から二人目のオリンピアン目指して頑張って欲しいと願うところです。
 
さて、こうしてスポーツの世界で奮闘する姿から元気をもらったこの週末でしたが、私はといえば、今日から6月定例会。
 
ライバルとタイムを競う訳ではありませんが、全国で奮闘する同志の顔を思い浮かべつつ、議員力を高めることで競い合えればと思います。
 
会期は6月28日までの22日間となります。
 
飛太選手に負けないよう、閉会まで全力疾走で頑張りますので、叱咤激励のほど宜しくお願いいたします。