北陸自動車道下り線(敦賀IC〜今庄IC)の通行止めが解除される

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本日は日本最初の原子の火が灯った日。
 
1957(昭和32)年8月27日午前5時23分、茨城県東海村の日本原子力研究所に設置されたウォーターボイラー型炉1号(JRR-1)にて行われた臨界実験が成功。
 
これにより、インドに次いでアジア2番目の原子炉稼働国となったとあります。
 
この歴史的な日から65年を経て今がある訳ですが、世界唯一の戦争被爆国でありながら「原子力の平和利用」の道を選択し、科学技術の英知を結集して日本の将来を切り拓いた、先人の思いと取組みに改めて敬意を表する次第です。
 
さて、科学と土木で分野は違えど、こちらも高い技術力に敬意を表するのは、8月5日の記録的大雨で被害を受けた道路河川の復旧について。
 
20日には南越前町大谷付近の国道8号線で続いていた片側交互通行が規制解除となったばかりですが、昨日は、敦賀市大比田と南越前町河野村を結ぶ「しおかぜライン」及び「県道今庄杉津線」の南越前町今庄-敦賀市山中間が通行止めを解除しました。
 
県道今庄杉津線に関しては、大規模な崩落状況を自分の目で見た感想からして、同様に崩落したであろう区間をこの短期間で復旧されたことが信じられないところですが、このスピード感たるや本当に驚くばかりであります。
 
交通寸断された道路で、残るは北陸自動車道下り線(金沢方面)敦賀ICー今庄IC間の通行止めでしたが、ちょうど本日午前6時に解除するとNEXCO中日本が発表。
 
今頃は、通行が開始されていることかと思いますが、同区間では、敦賀トンネル南坑口付近で、道路区域外からの土石流による大規模な土砂流入が発生し、その後は道路区域内に流入した堆積土砂の撤去、渓流部への緩衝土のうの設置および道路区域外からの土砂流入を防ぐための防護壁の設置などの応急対策工事を実施し、この度、1車線運用ではあるものの、通行止め解除に至った次第。
 

【敦賀トンネル南坑口付近の災害発生時、現在の状況写真(NEXCO中日本ホームページより)】
 
なお、本復旧については、今後、福井県などの関係機関による対応と連携を図りながら、道路区域内に残る土砂撤去などを進めるとしており、その間に安全を確保しながら暫定的な2車線運用が可能か検討していくとされています。
 
これにより、敦賀IC~今庄IC間21.5kmのうち、葉原トンネル南坑口付近~敦賀トンネル南坑口付近までの追越車線規制を行う4.1km区間は、規制速度50km/hとなりますので、利用される皆さまはご注意いただけるようお願いたします。
 
現場の復旧状況に関し、私自身はNEXCO中日本ホームページに掲載されている応急対策工事のページにて拝見してきましたが、5日の災害発生以降、昼夜もお盆期間も問わず献身的に作業にあたれた様子が浮かび上がるようであり、こうして今日を迎えるに至ったことに感謝申し上げる次第です。
 
完全復旧までには今暫し時間を要しますが、この先も安全第一で作業を進めていただきますよう宜しくお願いいたします。
 
 →北陸自動車道(下り線) 敦賀トンネル坑口付近の応急対策工事について【NEXCO中日本】