令和6年能登半島地震「津波!逃げろ!」

ブログ 防犯/防災

まさか、年明け早々このような災害が起きるとは。
 
天気に恵まれた元旦。
 
夕刻、家族とともに氣比神宮に初詣に行った帰り、けたたましい緊急地震速報と同時にめまいが起きたかと錯覚するような地面の揺れを感じました。
 
人生で初めて、地震によって駐車してある車が前後に動く光景を見ましたが、揺れの大きさと長さから、直感的にこれは大規模地震と感じた次第。
 
16時10分、石川県能登地方で発生したマグニチュード7.6、震度7の地震を気象庁は「令和6年能登半島地震」と命名。
 
その後の余震、日本海沿岸部での津波を始め、地震による家屋倒壊や火災などの状況はニュース等でご承知置きのことと割愛しますが、心配される人身被害に関しては、1月2日午前1時半時点で5人の死亡が確認されたとの発表。
 
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 
震度4を観測した敦賀では、昨日17時20分から市の災害対策本部会議が開催され、市内の被害状況を確認(結果、被害の報告はなし)するとともに、東浦小中学校などで避難所開設するなど対応にあたられました。
 

【敦賀にも「津波!逃げろ!」の表示がされたTV画面】
 
津波警報に伴う高台への避難に関しては、粟野、沓見方面に向かう幹線道路の渋滞や公共施設の駐車場が開いていなかったなどの声を伺っているところですが、避難所は、津波警報が解除された以降、津波注意報になった場合でも避難者がいる限り自主避難所として開けておくとのことであり、その旨補足いたします。
 
なお現在、敦賀市のホームページは「緊急情報サイト」として、「災害用トップページ」となっておりますので、その旨確認いただければと存じます。
 
 →敦賀市「緊急情報サイト」はこちら
 
併せて、市内の海抜情報や浸水域などが掲載された「敦賀市津波ハザードマップ」もリンクしますので、ご自身がお住まいの地域の情報を把握いただけますようお願いいたします。
 
 →「敦賀市津波ハザードマップ」はこちら
 
さて、思えば、能登半島で大きな地震があったのは、つい半年前の昨年5月5日。
 
この日のこともブログに書いたので鮮明に覚えていますが、この地震をきっかけに、とりわけ大きな被害のあった珠洲(すず)市が運営するLINEによる災害情報をフォローしていたところ。
 
昨夕からそのLINEにおびただしい数のメッセージが届いており、気象庁の発表によれば、震度1以上を観測した地震は、2日1時00分現在で93回。
 
そのうち、震度5強で3回、敦賀と同クラスの震度4は17回も発生しており、夜も眠れぬ状況であったことに胸を痛める次第です。
 
なお、地震に伴う火災や漏水、停電に関しては、現在も関係者の方々が夜を徹して対応にあたっておられ、心から敬意を表するところ。
 
これ以上被害が拡大しないことを切に願うしかありませんが、続く余震や津波注意報など、北陸地方一帯が予断を許さない状況に違いありませんので、本日も各種情報に留意され、お過ごしいただけますようお願いいたします。