2019年5月26日
人道の港。杉原千畝のルーツを訪ねる。
第2次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救った「命のビザ」で知られる外交官・杉原千畝。
そのユダヤ人が1940年に上陸したのが「人道の港」敦賀でありますが、本日は、杉原千畝氏の母校、愛知県立瑞陵(ずいりょう)高校に設立されている「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」を訪れました。
同高校の正門西側にあり、誰でも自由に見学できるメモリアルは屋外型の施設。
施設中央に、杉原氏がユダヤ人家族にビザを手渡す姿を表したほぼ等身大の銅像が立ち、リトアニアのカウナス領事館などでビザを発給した2257人のリストを焼き付けた陶板も並ぶなど、当時の様子を再現するかのような展示でした。
もちろん「敦賀」の名も各所に登場していましたし、杉原氏にゆかりのある場所を「人道の道」ルートマップ化している点は、敦賀のまちにも活かせるのではと感じました。
次は、杉原氏生誕の地、岐阜県八百津町へ。
歴史を知れば、そこにヒントがある!の精神で、まちづくりに活かしていければと思います。