コロナや雪に負けず、頑張れ受験生!

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「春一番」は、立春から春分までの間に吹く強い南風のことを言いますが、昨日、北陸地方では全国トップでこの「春一番」が吹いたと発表。
 
北陸地方の発表基準は、新潟、富山、石川、福井4県の気象台のいずれかで最大風速10メートル以上、前日の気温と同等もしくは上昇などとなっており、ここ敦賀では15.8メートルの南風が吹いたようです。
 
このニュースを聞き、近づく春を感じたのも束の間、今日からは一転、低気圧と強い寒気が流れ込み降雪予想となっています。
 
天気は天気でまだまだ注意が必要な訳ですが、警戒が続くのは新型コロナウイルス。
 
実効再生産数も1前後を行ったり来たりで、明確な収束傾向を示さない中、昨日福井県では1日当たりの新規感染者数としては過去最多となる265人が感染と発表。
 
日々、千件を超える検査に対応いただいている各保健所や医療関係者の皆さんには感謝しかなく、また、小中学校の児童・生徒の感染では、複数回の自宅待機を余儀なくされている保護者の方々もおられ、致し方ないこととはいえ、その心中とご苦労を察するところであります。
 
さて、そのような中、今日から明日に掛けては県立高校の一般入試が行われます。
 
我が家では、長女が8年前、長男が4年前のことであり、今や昔の出来事になりましたが、まずは風邪などひかさぬよう体調管理には細心の注意を払ったことを思い出します。
 
何を置いてもベストコンディションで受験させてあげたいという気持ちは、どの親御さんでも同じかと思いますが、ここ2年は新型コロナウイルスが加わり、心配の度は、それ以前とは比較にならないと思うところ。
 
こうした状況を踏まえ、万が一、コロナウイルス感染症に罹患し、試験日に入院中または宿泊療養施設や自宅において療養中、濃厚接触者判定となった受験生に対しては、追検査または特別検査の受験を可能としており、「受験の機会を喪失する」といった最悪の事態を回避する対応がされることに安堵はするものの、やはりこうしたことなく、皆が予定通り受験できることを心から願う次第です。
 
これに加えての積雪予報とあって、文字通り、心配も積もるばかりですが、降雪の状況によっては、公共交通機関の乱れや道路状況の悪化が予想されることから、こちらも万全に、代替交通手段の確保や時間に余裕を持って受験会場に向かっていただきたいと思います。
 
どうしても親の立場からの心境となってしまいますが、この日のため、様々な制約の中で頑張ってこられたのは受験生ご本人。
 
受験生の皆さんにおかれましては、今日と明日の両日、これまで努力してきたことを全て出し切り、合格という「春」を掴み取って欲しいとの思いを込め、最後にエールを送らせていただきます。
 
コロナや雪に負けず、頑張れ受験生!