2022年1月28日
オンラインによる「敦賀市議会議員研修会」を開催
「コロナ禍であってもできること」との思いで様々な取り組みを進めている敦賀市議会ですが、大前提は「安全最優先」。
1月20日には敦賀高校の生徒さんとオンラインでの意見交換会を開催したことは、先日このブログでもお伝えした通りですが、実はあと2校について、敦賀工業は今日、週明け31日は敦賀気比高校を予定していたところ、現在の市内コロナ感染の状況から、複数のクラスが混在することによる感染リスクを考慮のうえ、学校側との調整結果、これを延期とさせていただきました。
お話しの中では、参加予定の生徒さんの中にも、兄弟が通う小中学校での感染により自宅待機を余儀なくされている方もいらっしゃるとのことで、そうした方の参加機会を消さないという観点においても、延期の判断は適当と考える次第であり、暫し状況が落ち着いたところで改めて調整していきたいと思います。
一方、こちらは着々と工程を進めている「令和3年度議会報告会」。
嶺南ケーブルネットワーク(RCN)議会チャンネル(ch093)にて、2月20日(日)10時00分からと21日(月)19時00分から、それぞれ20分間の番組放映を予定している訳ですが、昨日からは、本番に向けた番組宣伝を行政チャンネル(ch091)にて行なっています。
テレビ局用語で言えば、いわゆる「番宣」となるのですが、この「番宣」については、広報広聴委員の中道恭子議員と私とで担当させていただいており、報告会の趣旨や内容、放映日時などをご紹介していますので、敦賀市内にお住まいの方は是非ご覧いただけると嬉しく思います。
自身も早速観てみましたが、中道議員のメリハリの効いた喋りに比べ、私のほうは自分で思わず「もっとシャキッと喋らんかい!」と突っ込んでしまった喋りで大変お恥ずかしいのですが、その点はご容赦いただき、内容に傾注いただきたく存じます。
【「番宣」はRCN「行政チャンネル」で放送されています】
さらに昨日午後は、オンラインでの「敦賀市議会議員研修会」を開催。
講師の方とをオンラインでつなぐのみならず、希望する議員もオンライン参加を可としたものであり、まさにこの日の研修テーマである「議会ICT(Information Communication Technology:情報通信技術)化のあるべき姿の実現に向けて」とマッチした手法と感じた次第です。
【オンラインにて開催された「議員研修会」】
研修のほうは、(株)富士通総研公共政策研究センター長の若生幸也(わかおたつや)氏を講師にお招きし、①地方議会のICT化の視点、②地方議会でのICT活用事例、③新たな地方議会ICT化の要素と大きく3つの項目に沿って講義いただきました。
②であったSNSの活用事例などは、これまでも情報を知り得ていたところですが、①でお話しのあった「ICT活用と住民参加を統合し、未来・現在意志を反映していく」という点や、③であった「地域・政策情報共有方法のツールとして活用」していくとの点に関しては、まさに私にとって新たな視点であり、自分自身の活動の中に早速取り込んでいきたいと思います。
また、今回の研修の趣旨は「敦賀市議会全体としてどう取り組んでいくか」のヒントを得るためのものであると認識することから、今後「議会改革」の項目に置き、ひとつでも導入していければと思う次第ですが、私自身忘れてはならないと思うのは、ICT化はあくまでも「手段」であって「目的化」してはいけないということ、ICTのCは「コミュニケーション」であり、住民の皆さんとは「双方向通行」でなければならないということ。
今後、導入検討に参画する際においても、こうした点に留意しながら積極的に意見提起していく所存です。
さて、手前味噌に聞こえるかもしれませんが、このオンライン研修然り、「コロナ禍だから」を理由にやらないのではなく、逆に「コロナ禍であってもできること」と様々な取組みにトライする、議会事務局を含めた敦賀市議会に属していることを誇りに思うところ。
こうして今回も、皆で意識を高め、新たなことにもチャレンジしていこうということですので、そうした議会の風土、環境にあることを嬉しく感じつつ、ここでも「知行合一」、「知って行わざれば、知らぬことと同じなり」の精神をもって、所属する議員の一人として役割を果たしていきたいと考えます。