「練馬区モデル」でなくともワクチン接種は確実な体制で

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「早くて近くて安心です」
 
というと何やら食べ物のことが頭に浮かんできますが、これは新型コロナウイルスワクチン接種について、東京都練馬区が1月29日に「練馬区モデル」と銘打って発表した個別接種を中心とする接種計画のキャッチフレーズなのだそう。
 
区によると、個別接種は約250カ所の診療所で実施。
そのほか、高齢の施設入所者らを念頭に平日は計10ヶ所の病院と区立施設、土日は区役所本庁舎と8カ所の学校体育館での集団接種を組み合わせ、短期間での接種完了を目指すとのこと。
 
大会場での集団接種ではなく、地域の診療所での個別接種を中心に行う「練馬区モデル」を政府が推奨するなどして注目を集めているとのことですが、個別接種は地域の医療資源を効率活用できる一方、ワクチンを小分け配送することになり、低温に保つ必要があるワクチンを適切に管理・輸送できるかなど課題も多いようです。
 
そう考えればやはり、無理して真似をするよりも、ここは自治体の規模や地域性に応じて、それぞれ確実に接種出来る体制や方法を選択していくべきと考えるところです。
 
さて、県内でもいち早く「新型コロナウイルスワクチン接種事業実施本部」を立ち上げた敦賀市ですが、その後検討の検討状況について、昨日5日に開催された「敦賀市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」でも報告がされたところ。
 

【1月25日に中山副市長をトップに設置されたワクチン接種事業実施本部】
 
会議資料をもとに、以下概略をお伝えさせていただきます。
 
【本市のワクチン接種対象者】
A)総人口        64,957人
B)医療従事者    1,949人(総人口の3%)
C)高齢者(65歳以上) 19,821人(75歳以上10,165人)
D)基礎疾患を有する者  4,092人(総人口の6.3%:20〜64歳)
E)高齢者施設の従事者   974人(総人口の15%)
F)60〜64歳の者     4,081人
G)上記以外の者     34,040人(16歳未満8,180人)
 
【接種順】
接種は上記のB)→G)の順で行っていくこととなります。
 
【接種体制】
◉“国の目標”が「高齢者の1回目・2回目の接種をそれぞれ2ヶ月以内で実施出来る体制」ということを念頭に、敦賀市においては、「1週間当たりの接種人数を4,400人」とし、65歳以上人口については「2ヶ月で1回目の接種完了(2回目は、1回目接種からおおよそ3週間を空け、追っ掛け順次接種)する計画。
 
◉接種場所については、「練馬方式」とはいきませんので、「医療機関での接種と特設会場での集団接種を併用して実施する予定」で調整中とのこと。
 
【接種の流れ】
接種者へ「接種券」(2回分を1枚に記載)などが送付され、接種者自身で電話またはWEB予約、実際に接種となります。
※FAXで字が読み取れない部分があったため、一部割愛しています(正確な情報は追って確認しておきます)
 
なお、新型コロナウイルスワクチンに関する正確な情報を発信するため、敦賀市ホームページに「新型コロナウイルスワクチン接種」に関する情報ページが開設されていますので、またそちらもご確認いただければと思います。
→→敦賀市ホームページ「新型コロナウイルスワクチン接種」ページはコチラから
 
なお、ワクチン接種から外れますが、コロナ対策会議では、敦賀病院事業管理者より「昨年の4月から、医療センター(旧国立病院)が救急の受け入れをストップしたため、当院の負担は大きく職員の疲労は限界に近い。」との言葉がありました。
 
年間3,000件にも及ぶ救急患者受け入れを行っている、敦賀病院はまさに地域の中核病院。
 
厳しい医療現場の状況は今なお続いていることを改めて念頭に置き、引き続き感染対策あるのみであります。