2021年12月28日
「戸締まり用心、火の用心」を合言葉に「年末特別警戒」実施中!
いよいよ年の瀬も迫り、今日は官公庁や多くの民間企業でも「仕事納め」。
この「仕事納め」に関しては、「仕事納め式」や少し仕事を早めに切り上げての「納会」などが恒例でありましたが、特に「納会」に関しては、一年の締め括りを職場内で慰労し合う、どこかホッとする雰囲気が好きだった私からすると、新型コロナによりほとんどの企業で中止としていることは、やはり寂しい気がするもの。
堅い話しで言えば、勤務中に飲食すること自体が企業コンプライアンス上どうなのかと叫ばれる時代の風潮ともあいまって、コロナを契機に、このままこの風習自体も無くなってしまうことも懸念する次第です。
一方、歓迎することとして、「仕事納め式」や「納会」があるから最後の日まで出勤しなければならないとの、ある種「縛り」のような考え方を見直すこと。
とりわけ、今年のように、27日、28日を休むことができれば大型の年末年始休みとなる場合など、いわゆる「ブリッジホリデー」を積極的に推奨することは大変良い取り組みと思うところですが、昨日ニュースを見ていると、働き方改革の一環で、和歌山県では、ひと足早く24日に県庁の「仕事納め」をし、必要な業務は28日まで続ける一方、職員に年末年始の積極的な長期休暇取得を促すことを目的とした取組みを行なったとのこと。
県庁では午後5時から、仁坂知事の訓示を庁内テレビ放送で各部署に流し、「年末年始に英気を養い、来年また県民のために頑張ってほしい」と述べたほか、実際、有給休暇を取得し28日から休みに入るという職員は「しっかりリフレッシュして、新しい気持ちで来年も頑張りたい」と話す様子が流れるなど、まさにこうした意識にもつながることが取組みの効果と感じた次第です。
なお、この年末年始も関係なく勤務される職種の方に対しては敬意を表しつつも、働き方改革はやはりトップリーダーの旗振り次第で、より進むものと考えるところです。
さて、私ごととなりますが、仕事納めとは逆に、昨晩から始まったのが、町内の「年末特別警戒パトロール」。
例年わが町内の年末特別警戒には、27日から30日までの4日間日替わりで毎回約60〜70名の方が参加され、3班体制で2回パトロールにあたっていましたが、今年も昨年に引き続き、コロナ感染に配慮をし、人数も区役員と防災部に限定のうえ、回数も20時からの1回としての実施としています。
もちろん、パトロールの合間の楽しみであった「豚汁」に「やかん酒」も無しということで、やや寂しい気もしますが、本来目的は「防犯・防火」の呼び掛けであると気持ちを引き締め直し、拍子木を合図に大きな声で「火の用心!」とパトロールしてまいった次第です。
【町内会館前に年末特別警戒体制を設置した様子】
今朝もまだ吹雪が続く敦賀市内であり、オミクロン株への警戒ともあいまって、今年もまた例年と違った緊張感がある訳でありますが、皆様におかれましては、何を置いてもこの年末、交通安全の「注意一秒、けが一生」に加え、「戸締まり用心、火の用心」の言葉を合言葉に防犯・防火にご留意のほど宜しくお願いいたします。