5/26「NHK大河ドラマ『光る君へ』パブリック・ビューイング&ミニ歴史講座」が開催されます!

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少し前になりますが、5月9日の電気新聞に嬉しい記事。
 
電力総連の組織内議員として、参議院議員を3期18年務められた小林正夫先輩が4月から、特別履修生として大学に通っているとのこと。
 
都内の工業高校を卒業後に東京電力の地中送電部門で働き、組合役員専従を経て2004年から国政へ。
 
2022年に引退した後は、ほぼ肩書きのない生活を送っていましたが、より深く社会について学ぼうと喜寿を目前に人生初のキャンパスライフに挑み、「武蔵大学」の特別履修生に応募。
 
無事に審査を通過され、晴れて特別履修生になられた訳ですが、応募した考えは、「ウクライナ危機に伴う資源価格高騰やデジタル化の進展など世界は激動している。時代遅れの高齢者にならないよう、リカレント教育で社会学のスキルアップを目指したい」とのこと。
 
いつまでも若々しいのは、こうして前向きに学ぶ姿勢にあるのかと思うところであり、尊敬する小林先輩がますますお元気で、キャンパスライフを送られることを応援するとともに、私もその姿勢を良きお手本にする次第です。
 
さて、学びでも趣味でもジャンルは問わず、「ライフワーク」を持っているというのは、ゆたかな人生を送る一番の秘訣かと思うところですが、身近で言えば「地域史の探求」をライフワークとする、敦賀の市民歴史団体「気比史学会」の糀谷好晃(よしあき)会長。
 
84歳を迎え、ますますお元気な会長とは、私も現在、同会の事務局長として参画していることもあり、よくお話しする間柄な訳ですが、その豊富な知識とご経験、歴史観を基にした考え方など、いつも勉強させていただいているところ。
 
なお、同会の会是「過去に学び 未来に期待し 今日に生きる」に出会って以降、この言葉は、私の思考、生きる上での「軸」となっている訳ですが、この会是を考えられたのも糀谷会長とのことであり、そうした点においても、尊敬する存在とお付き合いがあることに感謝する次第です。
 
そんな会長と現在、共同で作成を進めているのが、「NHK大河ドラマ『光る君へ』パブリック・ビューイング(PV)&ミニ歴史講座」の資料。
 
といっても、私は、会長が作った原稿をパワーポイントに落とし込んでいるに過ぎませんが…。
 
この「PV&ミニ歴史講座」は、現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜 NHK総合 夜8時ほか)に、敦賀にかつてあったとされる迎賓館「松原客館」が登場することが発表されたことを契機に、5月26日(日)から始まる越前編のスタートを一緒に楽しんでいただくため、敦賀市が「PV&三二歴史講座」を企画したもの。
 
PVの前に、当時(平安時代)の歴史背景、紫式部と敦賀の関係を知っていただくことで、より大河ドラマにも敦賀の歴史にも関心を持ってもらえるようにとの目的のもと、ミニ歴史講座のパートを「気比史学会」にオファーいただいたものであり、これに向け、「松原客館」や渤海との関係、式部が通った「深坂古道」、さらには「古代の北陸道」や「芋粥のこと」など、当時の歴史を分かりやすく紐解くべく、資料作成を進めているところです。
 
昨日も会長と資料のすり合わせをしたところですが、途中に織り込む「歴史クイズ」を除きほぼ完成。
 
皆さんにご紹介できるのが大変楽しみな内容となったところです。
 
PVに関しては、昨日の福井新聞にも掲載されていましたが、以下のチラシで参加呼び掛けをしています。
 
ついては、5月26日(日)19時〜 粟野公民館にて開催しますので、ご家族・ご近所・友人お誘い合わせのうえ、奮ってご参加いただけますようお願いいたします(私も会場でお待ちしています)。
 


【敦賀市作成の開催チラシ。QRコードや記載の方法にて、事前申込いただければ幸いです(当日参加も可能です)】