3年ぶりの敦賀地区自衛消防隊操法大会

ブログ まちづくり

見事な秋晴れが続いたこの週末。
 
文化、スポーツ、食欲と、皆さん思い思いの秋を過ごされたことかと存じます。
 
そうした昨日は、敦賀市公設地方卸市場にて、3年ぶりとなる「第60回敦賀地区自衛消防隊操法大会」が開催されました。
 
この操法大会は、敦賀市地域防災連絡協議会が主催、敦賀美方消防組合が共催し開催するもので、この日は、地域・職域より60隊が出場。
 
開会式では、同連絡協議会の中村健之輔会長に続き、渕上隆信市長、高木毅衆議院議員がご挨拶され、選手宣誓、その後順次競技が行われました。
 
競技は、小型動力ポンプ操法、消火栓操法、屋内消火栓操法の3種目。
 
このうち最も出場が多いのが消火栓操法で、地域男子12隊、地域女子1隊、職域男子21隊、職域女子7隊の計41隊がエントリー。
 
敦賀市議会隊も職域男子の部にエントリーし、私は指揮者として出場させていただきました。
 
この消火栓操法は、お知り置きの方も多いかと思いますが、水道消火栓を使用し、指揮者以下4名で、二重巻きホース3本を使い、指揮者の「操作始め」の号令から火点と想定した標的の旗が上がるまでの時間と動作の確実性を競うもの。
 
市議会隊は、大塚佳弘議員をリーダーに、豊田耕一議員、川端耕一議員、縄手博和議員、そして私で編成し、これまで敦賀美方消防組合の皆さんにご指導を仰ぎながら数度練習してきた訳ですが、本番ではやや上手くいかない点があったものの、何とか任を終えることができました。
 

【本番の様子。放水している指揮者は私。】

【競技を終えて。右から川端議員、縄手議員、豊田議員、山本】
 
競技では、確実で素早い操作で、消火栓の部で40秒を切る(ちなみに市議会隊は53秒を要しました)隊があったり、地域の部では高校生や未就学児と思われる小さなお子さん達が出場する地区もあったりと、地域ユニークの光景に感心させられる面もありました。
 
自然災害と同様、火災発生時に重要なのは初期対応(消火)ですが、地域や職域でその役割を担い、日頃から「まさか」に備える自衛消防隊や消防団の方々には敬意を表する次第。
 
私自身もこうして身につけたことを忘れず、機会あらば是非また参加していきたいと思います。
 
操法大会のパンフレットを見ると、令和4年度の全国統一防火標語がありました。
 
「お出かけは マスク戸締まり 火の用心」
 
マスクは早く無くなって欲しいものですが、後のふたつは肝に銘じておくべきもの。
 
皆さまもこの機に、今一度ご認識いただければ幸いです。
 
最後に、日頃の訓練の成果を発揮された各隊の皆さま、敦賀市地域防災連絡協議会を始めとする関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。