敦賀港カッターレースに向け準備本格化

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私が事務局として携わっている市民団体は「気比史学会」と「敦賀港カッターレース実行委員会」のふたつ。
 
気比史学会では、第40期を迎える「敦賀市民歴史講座」が7月6日(土)の第1講を皮切りに始まること、また敦賀の夏の風物詩「カッターレース」はその翌週7月14日(日)に「第27回大会」を開催するということで、最近はその準備のため、公私ともに大変充実しているところ。
 
このうち、「第27回 敦賀港カッターレース」に向けては昨日、保管場所から海へカッターを移動する作業、通称「カッター下ろし」を実施しました。
 

【「カッター下ろし」作業の様子】
 
作業といってもすべて実行委員の手で行うボランティア。
 
午前9時に川崎松栄岸壁(港大橋の西側)に集合した後、カッターを移動する班、新日本海フェリー倉庫に機材を取りに行く班に分かれ、テキパキと作業が進められ、午前中のうちに終了しました。
 
なお、この日から大会までの港利用に関しては、敦賀港を管理する敦賀海上保安部や福井県嶺南振興局に許可手続きを行うほか、カッターを保管している場所に立ち入るためのゲート開放は、敦賀海陸運輸さんに依頼するなど、何かと事前準備がありましたが、ひとまず無事にカッターを海に浮かべられたことに安堵した次第です。
 
カッター下ろしを終えた後は、午後からの「初心者練習」に備え腹ごしらえ。
 
恒例の「ヨーロッパ軒」を出前してもらいましたが、「今年もカッターレースで…」と電話すると、「いつもの港大橋のところね」とツーカーで答えてくれる「※パ軒本店」の対応が嬉しいところ。
 
※敦賀の人は「ヨーロッパ軒」のことを、略して「パ軒」と呼ぶ
 
青空のもと、海を眺めながらの「カツ丼」(もちろんパリ丼もあり)は最高で、実行委員の皆さんと楽しくも美味しくいただいた次第です。
 

【敦賀港をバックに映える「パ軒」。それにしても絵になりますね(笑)】
 
午後からの初心者練習には5名(うち4名が女性)がお越しになり、実行委員(海洋少年団OB・OG)の指導のもと手解きを受けた後、昨日の工程を終えましたが、今年の大会参加は39チーム。
 
前年から4チーム増のうえ、1部・2部に加え、なんといっても「女性の部」(4チーム)が成立したことが嬉しいところ。
 
こうして多くの参加をいただき開催する「第27回 敦賀港カッターレース」。
 
本日、来週末は各チームの練習が続きますが、とにかく安全に、気持ちの良い大会となるよう、実行委員の皆さんと準備を進める所存です。
 

【初心者練習を終え係留されるカッター群。こちらは本当に絵になります。】