「敦賀市人口統計データ」のさらなるご活用を

ブログ まちづくり 防犯/防災

冒頭、敦賀市民の皆さんに注意喚起したいのは「クマ」のこと。
 
敦賀市危機管理対策課によれば、今年度の県内でのクマの出没件数は、平成16年度の統計開始以来、最多となっており、集落の周辺や民家の敷地内で目撃される事例も発生しているなか、ここ敦賀でも10日には疋田区(日吉神社付近)、14日には東浦小中プール裏の県道、天筒山中腹(山の神神社付近)において「クマ」が目撃されています。
 
幸い住民や児童生徒への被害はなかったものの、例年5~7月は、親離れしたクマや、繁殖期に入ったクマが活動域を広げる時期。
 
被害を避けるため、市民の皆様におかれましては、対策が書かれた以下のページも参考に最大限の対策をお願いいたします。
 
※クマ対策のポイントは以下リンクよりご覧ください。
 
 →敦賀市HP「クマに注意してください」
 
さて、連日お伝えしている敦賀市議会6月定例会の一般質問は昨日最終日を迎え、残る5名が登壇。
 
敦賀市人口統計データの共有及び総合計画等、行政評価、新幹線開業後の敦賀、防災コンテナ、敦賀市の「地域の現状」からの課題と取り組みなどについて質問が交わされました。
 
同会派の今川博議員が取り上げた「敦賀市人口データの共有及び総合計画」に関しては、人口が減少した敦賀市の将来の姿、労働力人口の減少、各地区集会の維持が困難になるなど人口減少の課題を市民の皆さんに共有してもらうことが必要との問いに対し、市からは、危機感を共有することは重要であり、市長自らが各区長と語る会や各種団体との意見交換の場などで説明しているほか、5月には敦賀高校の1年生に紹介しているとの答弁がありました。
 
併せて市長からは、悲観的になり過ぎてもいけないので、議会や市民の方々ともオープン且つコミュニケーション良く議論していきたいとの言葉がありました(5月23日の議員説明会でも同様の言葉あり)。
 
また、市がホームページ(HP)に掲載している人口データだけでは状況が分かりにくいため、議員説明会であったような説明資料も掲載すべきではとの意見に対しては、「併せて掲載する」との答弁がありましたが何と、HPを見ると昨日の日付で追加掲載されていました。
 
答弁後速やかに掲載する旨決めていたのかと思いますが、それにしてものクイックアクションを評価するところです。
 
※資料追加されたHPは以下よりご覧ください
 
 →敦賀市HP「敦賀市人口統計データ」議員説明会資料追加版
 
市長の言葉を借りれば、「干支ひと回りで人口が1割減(約6千人)、干支ふた回りで生まれる子ども(出生数)が半分になっている」敦賀。
 
急速に進む人口減少、少子化は地域に住む皆に関わる深刻な問題であり、であるからこそ皆で知恵を出し合い乗り越えたいもの。
 
議員である私はもちろんのことですが、皆様におかれましてもHPに掲載されている内容をご覧のうえ、お知恵拝借できますようお願いいたします。
 


【HPに追加掲載された資料の一部。社会動態や原子力発電所との関係なども掲載されていますので、ぜひご覧いただければと】