議員活動で重要なのは「ビジョン、情熱、行動」

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8月12日のブログで書きました国民民主党の分党の件に関し、同党では本日19日に両院議員総会を開催し、立憲民主党との合流に向けた協議がされることとなっています。
 
既に玉木代表が表明している「分党」に対しては、国会議員の中でも意見が分かれることに加え、地方組織からも「政策の一致なき合流は慎重に」という考えや「分党を撤回し、皆で合流すべき」との考えが交錯しており、そういった声も踏まえどのような議論、判断がされるのか。
 
私が注視しているのは「政策の不一致があるのに合流していいのか」という点。
 
旧民主党の歴史を繰り返すことになるだけでなく、この合流問題ひとつ見ても国民からは、ある種「またか」と呆れられている感があるのが、私が感じている肌感覚な訳であり、以前にも述べたように、議員の皆さんそれぞれがお持ちの覚悟や信念を貫き通すことが、国民や職場の組合員から納得と共感が得られる、「信頼される政治」につながるものと考えるところであります。
 
いずれにしても、喫緊のコロナ対応に加え、その影響による経済危機、外交防衛など大きな課題が待ち構えている中にあっての野党の動きとなることから、政治に携わる一人として、大きな関心をもって動向を注視したいと考えます。
 
さて、昨日は、同じ議員の固まりでも嶺南各市町の有志議員の会議。
 
北陸新幹線の敦賀並びに小浜開業までを見据えた嶺南一体のまちづくりをどのように構想していくのかを考える会(呼称「嶺南未来構想会議」)の第4回目を若狭町にある若狭三方縄文博物館をお借りし、開催しました。
 
この日は、これまで3回の議論で方向付けてきたコンセプトをもとに、それぞれが描く嶺南全体の将来都市像をパワーポイントにまとめ発表するというもの。
 
さながら、プレゼン大会のようで皆さんの視点や切り口というのが大変新鮮であったのと、自身も作成するにあたり、思考整理や調査をする中で新たな知識を得ることが出来たりと有意義な時間となりました。
 

【ソーシャルディスタンスを取りながらのプレゼンテーション】
 
調べた中で、ひとつだけご紹介しますと、「嶺南(れいなん)」という呼び名について。
 
この「嶺南」という呼称は、現在の福井県が設置された1881年(明治14年頃)に、北陸道(北国街道)の難所である木ノ芽峠(木嶺)より南側を「木嶺以南」(もくれいいなん)と呼び始めたことに由来するということで、恥ずかしながら初めて知りました。
 
国道、JR小浜線での交通網から舞鶴若狭自動車道、そして新幹線で結ばれ、敦賀ー小浜間は13分になる「嶺南」。
 
そう考えると、今は2市4町で構成されるこの地域の結びつきは約140年にもなる訳であり、その歴史とつながりを大切に継承し、一体感をもって取り組んでいかねばなりませんね。
 
話しを冒頭に戻しますと、政治家、議員の「覚悟や信念」と述べましたが、この日、会議の様子を見にと嶺北から参加された町議会議員さんからは、議員活動で重要なのは、「ビジョンを示し、情熱を持って、行動すること」だと仰られ、この取り組み自体が、その3要素を満たしていて素晴らしいとの感想を受けました。
 
私もその「3要素」の重要性はごもっともだと思います。
 
「知行合一」
 
知って行わざれば、知らぬことと同じなり。
 
話しがあっちやこっちに飛んでしまいましたが、あらゆる事項についても評論家になることなく「自分ならどうするか」との自身の考えをしっかり持ったうえで、私の場合は「情熱が空回りしないよう」留意のうえ、今後も行動あるのみで活動していきます。