社会を明るくする運動「第23回敦賀大会」

ブログ まちづくり

昨日午前中は、カッター練習会の運営補助のため、川崎・松栄岸壁へ。
 
ここ5年、7月に入ってからの週末は、カッターレース実行委員の皆さんとこの岸壁で過ごす時間が多くなっていることから、自分の中では次第にホームグラウンド化しているもの。
 
粟野の田園風景、辻立ちの名子では敦賀湾、そして「みなとまち敦賀」を表すかの川崎・松栄岸壁と、ひとつ一つ心のオアシス的場所が増えていることに幸せを感じるところです。
 
練習のほうは、気象情報に留意をしつつ、時折強く降る雨の中、計11チームが参加。
 
今日は練習最終日ということで、敦賀市議会チームを含む10チームがエントリーしていますので、この後また、ホームグラウンドに出掛けてまいります。
 
さて、昨日のことに話しを戻しますが、カッター練習にて雨で濡れた衣類をスーツに着替え、午後は、第73回 社会を明るくする運動「第23回敦賀大会」に文教厚生常任委員長として出席。
 
敦賀市が主催、敦賀地区保護司会が主管するこの大会は、敦賀更生保護女性会や敦賀警察署を始め、プログラムを見ると23もの協賛団体の記載があり、様々な市民団体の方が関心高く、この運動に取り組んでいることを感じた次第。
 

【多くの参加協力団体が名を連ねる大会プログラム】
 
大会では、岸田総理大臣からのメッセージ上映に始まり、主催者を代表し、池澤副市長よりご挨拶(米澤市長は他の公務のため代理)、来賓では中道恭子・敦賀市議会副議長、力野豊・福井県議会議員らからのご挨拶を受けました。
 
その後、「社会を明るくする運動」作文コンテスト優秀作品の発表があり、「地域のつながりを大切に」と題した高校1年生、「再犯者にしないために」の中学校2年生が演台に立ち、堂々と朗読をされました。
 
いずれも女子生徒でしたが、作文の内容はもちろんのこと、高校1年生女子に至っては、ほぼ内容を暗記しているかのように、前をしっかり向き、一言ひとことに思いを乗せて話す姿に、正直感動し、涙が滲んだ次第。
 
中村珠里さん、三輪琴葉さん、本当に素晴らしい作文と発表をありがとうございました。
 
来賓はここで一旦退席となりましたが、私は会場に戻らせていただき、第二部の講演を拝聴。
 
青少年保護委託自立支援施設「はぐるまの家」代表の坂岡嘉代子氏より、「大人の役割」をテーマに約1時間、ご自身の豊富な実体験をもとにした貴重なお話しを伺うことができました。
 

【大会、講演会会場の様子。多くの方が熱心に耳を傾けておられました。】
 
坂岡氏を紹介するプログラムには、「『一人ひとりに光がある。おちこぼれなんて一人もいない。』そのような信条で青少年育成や法を犯したとされる人々のため、再び生き直しをする支援にご尽力されてこられた。」、「様々な運命を背負ってきた子供達との共同生活から見えた親子の絆。そして大きな人間愛。地域の子供に寄り添う大人たちの役割について一緒に考えてみましょう。」とありましたが、まさに私にとってそのことを考える、貴重な機会となりました。
 
先に述べた中高生の皆さん、会場にお集まりの関係団体の方々を始め、これだけ多くの皆さんが、関心高く取り組まれていることに改めて敬意を表するとともに、タイトルの通り「社会を明るくする」ために、取り組みの輪をさらに広げていくことの重要性に気づかせていただけたことに感謝。
 
今後は、私自身もより一層関心をもって、運動に参画していきたいと思います。