産経建設常任委員会を開催。委員会でも熱き議論

ブログ 敦賀市議会

昨日は長男の誕生日。
早いもので「セブンティーン」(古い?)になりました。
 
学校から帰ってくると、野球部の部員やマネージャー、同じクラスの子たちからもらったプレゼントを開梱(写真参照)。
この物量がよくも野球バッグに入ったものと驚きつつ、中には完全にウケ狙いのものもあり、家族で大笑い。
こんな仲間に囲まれてる長男は幸せだなぁと父も嬉しくなりました。
 
さて、そんなホっとする昨晩でありましたが、日中は議会の常任委員会が開催され、私は所属する産経建設常任委員会に出席。
今議会に提案されている議案のほか、産経部、観光部、都市整備部が所管する指定管理者の事業報告について審議しました。
 
議案の目玉は、一般質問でも取り上げた「人道の港 敦賀ムゼウムの設置及び管理に関する条例制定」の件。
いわゆる新ムゼウムの管理に関し、直営・指定管理どちらの方式も選択可としている設置管理条例な訳でありますが、同じく今議会の補正予算に計上されている「新ムゼウム指定管理者選定委員会に関わる費用」と合わせ、これがセットで可決されれば、議会が指定管理者方式を実質認めたものとなることから慎重な審議が必要となっています。
 
一般質問でも述べたように、私は指定管理者方式反対論者ということではなく、「人道や博愛」「平和の尊さ」「シビックプライド醸成」など崇高な理念と目的を持つ新ムゼウムだけに、敦賀市の思いや考えが「継承・保存」され、将来に亘り指定管理者方式で運営することが可能なのかという視点で確認を続けています。
そのことに対する納得ある説明性がないと判断出来ないとのスタンスであり、委員会の場でも一貫して主張しました。
また、他の委員からも同様の視点で多くの意見が挙がりました。
結論として、委員会として要求した説明資料が所管部より提出されたことも踏まえ、「設置管理条例としては」委員会可決となりました。
 
理事者の方からすれば、「十分説明しているのに」と思われるかも知れませんが、私を始め委員会の皆さんも同様「伝わってこない」訳であり、運営の確実性に加え、直営方式ではなく指定管理者方式とすることに有利性があるというのであれば、そのことが伝わるよう説明の方法についてもご検討いただかねばと思い、そのこともお伝えしたところです。
 
委員会は、途中昼食休憩を挟み、約5時間に亘りました。
本来、理事者・議員双方に時間は貴重である訳ですから、会議は効率的に行うべきでありますが、議論の結果はすべて市民の皆さんにも関わること。
今後も、自身が納得したうえで判断するためにも、徹底した議論で「最適解」を求めていきます。