春を呼ぶ選抜高校野球!福井県からは2校が出場!

ブログ 敦賀と野球

コロナ禍ではありますが、感染対策を講じながら開催している各職場での活動報告会。
 
お昼休みの時間帯での開催であり、ちょうどその時間帯に届く、福井新聞ニュースの速報メールを見ると昨日のコロナ新規感染者数は過去最多となる213人との発表。
 
後で市町村ごとの人数を確認すると、最多は福井市で61人、敦賀市は13人で3番目に多い人数とのこと。
 
報告会の中では、こうした速報もお伝えしつつ、以前から注視している実効再生産数の推移なども紹介し、とにかく冷静に基本対策の徹底を呼び掛けさせていただきました。
 
各職場の皆さんは、私が言うまでもないほど感染対策の意識が高い訳ですが、来週以降も開催する報告会においては、引き続きこうして数字から読み取れることなども共有のうえ、「ともに乗り越える」との思いも呼び掛けていきたいと思います。
 
さて、ここ最近の状況から、どうしてもコロナの話題が多くなっている点についてはご容赦いただき、今日は明るい話題。
 
北陸人にとって「春」は待ち侘びるものですが、一足早く、その「春」を訪れさせてくれたのは高校野球。
 
昨日、第94回選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会が開かれ、地元敦賀市からは敦賀気比高校が北信越地区代表に選ばれました。
 
敦賀気比はエースで4番で主将の上加世田選手が大黒柱で、福井県秋季大会では3位に留まったものの、その後出場した北信越地区大会では北陸3県の各優勝校である富山第一(富山)、北越(新潟)、星稜(石川)を破り見事優勝を果たしており、その際、既に選抜切符は手中に納めたも同然でしたが、こうして出場が確定した喜びは、選手を始め関係者の皆さんによってひとしおのことかと。
 
これで春は2年連続9度目、春夏通じて19度目の甲子園出場となりますが、地元を代表しての出場をともに喜びたいと思います。
 

【選抜甲子園出場を決めた敦賀気比高ナイン(北信越地区大会優勝後の写真:福井新聞記事より引用)】
 
そして何と、福井県からはもう1校、丹生(にゅう)高校が21世紀枠で選出。
 
県勢の21世紀枠での出場は初めてで、丹生高校にとっては春夏通じて初の甲子園出場ということで、こちらはこちらで格別の喜びに満ち溢れたことと思うところです。
 
この丹生高校が選出された理由を見ると、昨秋の福井県大会3位決定戦で敦賀気比に善戦、越前町内唯一の高校で、野球部の活躍が町民の大きな関心となっている点などが評価されたとのこと。
 
北信越地区の候補校に選ばれ、全国9校の中からさらに出場枠3校に選ばれたことを、私自身、敦賀気比の出場とともに大いに喜んだ次第です。
 
この21世紀枠に関しては、一昨年の1月25日、長男が所属する敦賀高校が、まさに今回の丹生高校と同様、全国9枠まで進みながらの落選で、同校にとって59年ぶりの選抜出場を逃したことを思い出す訳ですが、あの時の落胆を思えば、同じ県立高校である丹生高校がその思いを叶えてくれたようにも感じたのは、私だけではないと思うところです。
 
 →→→2年前のブログ(敦賀高校が選抜出場を逃した際の心境です)
 
コロナ禍でのこの吉報はまさに、地域の皆さんにとって「春」を感じさせるもの。
 
雪解けの頃、福井県から出場するこの2校が甲子園の舞台で、より大きな花を咲かせてくれることを期待し、切に願う次第です。