2020年9月14日
敦高生の情熱ある行動が全国各地で共感を呼ぶ!
例年9月10日過ぎまで露天が残る「けえさん祭り」(敦賀祭り)。
その祭りが終わり、露天が居なくなると季節は秋といった感じの敦賀ですが、やはりその通りで、祭りは無くともめっきり涼しく過ごしやすくなってきた今日この頃。
それもそのはず、昨日の最高気温は27.9度で30度を下回り、最低は20.6度。
ちなみに今朝は3時の時点で19.8度で以降も20度台ということで、いつまでもTシャツに短パンで寝ていてはいけないと反省。
身の回りでも体調を崩される方がやや多いように感じますので、季節の変わり目、皆さんも健康管理には十分ご留意くださいませ。
さて、話しは変わり、福井県では一昨日から秋の高校野球大会が開催されています。
勝ち進めば北信越大会、そしてその先には選抜甲子園と続く大会となることから、新たな目標を持って進む各高新チームの皆さんの奮闘を期待するところです。
といっても気になるのはやはり、母校であり、長男が夏まで所属していた敦賀高校。
あいにくの天候の中ではありましたが、昨日行われた丸岡高校との1回戦に8-3で公式戦初勝利を挙げ、2回戦に駒を進めました。
昨秋は、県大会準優勝、北信越大会ベスト8まで進んだ経験を糧に、先輩たちの思いも乗せて戦っていただきたいと思います。
その敦賀高校ですが、10日のブログでもご紹介した同校の普通科・情報経理科で構成する「観光マーケティンググループ」の取り組みが、既に全国各地に広がりを見せています。
先日のブログではエッセンスしかお伝えしてませんでしたが、本件に関し、実際私が一般質問で話した内容は以下の通りですので、お目通しください。
以下、一般質問での発言。
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このグループでは、本来であればフィールドワークや観光ボランティアなどを通して「観光」について学ぶところ、コロナによる休校やイベント中止などにより活動出来なくなった訳ですが、これを嘆くのではなく、出来ることを行動に変えるとの思いのもと、コロナの終息と人道の港のエピソード紹介などを通じ、是非とも敦賀を訪れて欲しいとの手書きのメッセージを作成、これに、ひとり一人が折った1,440羽の鶴を一羽一羽同封し、市内の関係機関はもとより全国の空港や鉄道会社、赤十字など医療機関、プロ野球球団や芸能事務所など、あらゆるルートに郵送をし、その数は現在806通に達し、全ての鶴を送るべく今も活動は続けられています。
実際、中部国際空港や巨人軍などからも御礼の返信が届いており、中部国際空港においてはFacebookでこの取り組みを発信、1,000件ものイイねでさらに発信の輪が広まっていることを鑑みれば、情熱を持ってアグレッシブに行動する高校生から刺激を受けるとともに大いに学ぶ訳であります。
まさに「中部国際空港から折り鶴が世界に羽ばたいた(発信された)」ことを思えば、先に述べたような「世界」というキーワードを組み込むことは決して大袈裟なことではく、夢と希望の持てるまちづくりにつながるものであり、是非とも考えに織り込んでいただきたく存じますが、もう一度お伺いします。
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その後も反響をお伺いすると、何と紀州新聞では10日付け朝刊に紹介記事が掲載されたほか、福井テレビや長野県の信濃毎日新聞からの取材申し込み、福井県観光連盟からもイベント提案の声掛けなどがあるとのことであり、先生や生徒の皆さんから「少しでも敦賀の未来のために頑張りたい」との力強い声を聞いたところです。
【紀州新聞の9月10日朝刊記事。メッセージと折り鶴の写真まで掲載されています】
情熱を持って取り組む思いは、人の心に響き共感を呼ぶ。
まさにそのことを行動で証明する敦賀高校の皆さんに敬意と感謝の気持ちを表するとともに、「これに負けじ」と私自身も思いをともに行動で示していきたいと考えます。
今日から議会は後半戦。
常任委員会、特別委員会と続いていきますが、すべて「敦賀の未来のために」との考えを持って対応にあたっていきます。