弱みにつけ込む不法侵入を許すべからず

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防衛研究所が発表した「東アジア戦略概観」によれば、新型コロナウイルスが世界中に広がる中、中国が各地で軍事的挑発を繰り返しており、実は日本にとっても警戒を緩めることが出来ない状況が続いているとの分析。
 
新型コロナウイルスの感染が確認された今年1〜3月に領空侵犯の恐れがある中国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)は何と152回。
 
今月8日には、尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が侵入。
侵入は今年6回目で、今年1〜3月の接続水域侵入は286回。
前年同期比の5割増しとのこと。
 
日本以外の国に対しても、2日には南シナ海において中国海警局船がベトナム漁船に体当たりし沈没させるなど「やりたい放題」の状況になっています。
 
世界各国が新型コロナウイルス感染拡大との戦いを続ける中、ウイルス発症の地、武漢では収束宣言しお祭り騒ぎどころか、最近では、医療用マスクや防護服を海外に送る「マスク外交」まで始めている状況は、正直胡散臭くて仕方ありません。
 
ある意味、日本にはない図太さですが、決して見習いたいものでなく憤りしか覚えませんが、他国の弱みにつけ込み「火事場泥棒」を狙うのは、歴史的に見ても世界標準の常套手段であることから、外交防衛面における今後の動きに厳重警戒しておかねばならないと思うところです。
 
さて、昨日は不要不急の外出自粛を受け、原稿作成や慣れない料理にチャレンジしたりと自宅で過ごしましたが、夕刻、外の空気を吸いにだけ近所を散歩(もちろん3密なし)すると、時期遅れの桜が満開でした。
 
先日「元気の出る敦賀の桜シリーズ」の投稿は最後にしますと申し上げましたが、「おまけ」ということでご容赦いただき、今シーズン最後の桜とさせていただきます。