大きな爪痕を残した記録的大雨は福井県南北を分断

ブログ 防災

広島に原爆が投下されてから今日で77年。
 
犠牲になられた方に対し深く哀悼の意を表するとともに、この出来事を決して風化させないこと、さらには核兵器廃絶に向け世界の中で役割を果たしていくことが、長い人類の歴史において唯一、原子爆弾による被害を経験した日本のなすべきことと、思いを再確認する次第。
 
そうした思いのもと、本日執り行われる平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)に合わせ、静かに黙祷を捧げることといたします。
 
さて、人為的な原爆が残したものとは種類を変えますが、こちらは自然災害の「爪痕」。
 
一昨日、昨日と東北から北陸地方に大きな被害をもたらした記録的大雨は、ここ敦賀市にも襲来。
 
昨朝には、記録的短時間大雨情報が発表されたほか、市内中心部を流れる「笙の川」の水位が一時「氾濫危険水位」を超えるなど、極めて緊張高まる状況となりました。
 
8時50分には、笙の川の氾濫恐れありとする「警戒レベル4相当情報」が発表、9時15分には自主避難所が開設されたため、私もプラザ萬象、松原公民館へと足を運び、対応状況を確認するほか、プラザ萬象では、実際に避難されて来られた方とも会話をし、リアルな現場を把握した次第。
 
笙の川については幸いにも、その後雨足の弱まりとともに水位が低下。
 
結果大事に至らずホッとした訳ですが、特に急傾斜地においては緩んだ地盤による土砂災害への警戒を維持するところです。
 
また、この間、東浦地区の区長さんとも連絡を取り合う中で、国道8号線が通行止めで大渋滞していると聞きましたが、次第に道路を始め、JRも大変な状況となっていることを確認(今朝確認した最新状況は以下の通り)。
 
◉国道8号線
→ 南越前町大谷で斜面崩落が発生したため、越前市白崎町~敦賀市田結を全面通行止め
 
◉北陸自動車道
上り武生IC〜敦賀IC間、下り木之本IC〜武生IC間は通行止め
 

【土砂が流れ込んだ敦賀府県トンネル付近(NEXCO中日本ホームページより)】
 
◉JR北陸本線(敦賀〜武生駅間)
→8月9日まで運転見合わせ
 

【線路が冠水した今庄駅構内(JR西日本ホームページより)】
 
他の県道なども通行止めとなっており、言わば木の芽峠を境に福井県内の南北が分断された状況となっています。
 
これだけの被害につき、どれも復旧の見込みが立っておらず、通勤・通学(夏休みで幸い)や物資輸送するにも大きな迂回を要するなど、様々な影響が生じているところであり、引き続き事態の把握に努めたいと思います。
 
敦賀に大雨が襲来すると予測された時点からの時系列と市の対応を今一度整理する必要がありますが、自分で確認する中では、「警戒レベル4」となった時点での避難指示のあり方、災害情報としての市民への周知の方法、そして一番感じたのは、河川周辺を始め、住民の皆さんの意識がどうであったか(まだ大丈夫の意識)という点。
 
この辺りに関しては、落ち着いたであろう週明けにでも、危機管理対策課に確認をし、次のこうした事態に備えておきたいと考えます。