令和6年第2回(6月)定例会を前に「議会運営委員会」を開催

ブログ 敦賀市議会

与野党による法案の修正協議が始まった「政治資金規正法」の改正法案。
 
この改正法案を巡っては、政治資金改革パーティーの「開催禁止法案」を単独提出した立憲民主党の岡田克也幹事長ら一部幹部が開催すると表明。
 
これに批判の声が挙がるや否や一転して中止を表明したほか、同党の泉健太代表は法案に記した令和8年1月1日の施行日までは「移行期間」として、開催は問題ないとの認識を示すなど、党執行部の迷走ぶりが際立っています。
 
自ら「禁止」を求めながらのこの対応は誰が見てもおかしいと思う訳ですが、会見で本件について問われた国民民主党の榛葉賀津也幹事長は以下のように述べています。
 
「お父さんがタバコ吸いながら子供に『禁煙しろ』と言っても説得力ないね。私達は旧文通費の使途公開、パーティ券は5万円以上は公開、外国人のパー券購入禁止を率先してやってる。自分達で範を示さないと迫力ない」
 
例えにいつも「説得力ある」榛葉幹事長ですが、今回も同感。
 
立憲の対応がまた、国民からの政治への信頼を低下させているように思えてならず、政治家たるもの、俗に言う「天に唾を吐く」、あるいは「ダブルスタンダード」にならぬよう、極めて留意せねばと考える次第です。
 
さて、政治は政治でもこちらは敦賀市議会。
 
敦賀市議会では昨日、議会運営委員会を開催。
 
定例会開会1週間前の、いわゆる「告示日議運」とも呼んでいますが、6月4日(火)から始まる令和6年第2回(6月)定例会を前に、会期日程や視聴提出議案の付託先、請願・陳情等、定例会の運営について協議を行いました。
 

【委員会室にて開催された議会運営員会】
 
なお、協議事項のひとつにありました「病院事業管理者の出席要求」に関しては、急逝された前管理者の後任として就任された現管理者が、一般質問の2日目、3日目に当たる日程で、就任前に決まっていた学会にどうしても出席しなければならないとのことであり、これについて了。
 
その上で、管理者に対しては、当該期間を除くことなく、会期の全期間で出席要求をするものとし、理事者側には、院長などの「代理出席」が可能か否か持ち帰り検討いただくこととなりました。
 
市立敦賀病院側においては、前管理者が急逝されて以降、定例会には院長が出席するなど、イレギュラーな対応続きであり、発端にあったことを考えると今回の件も致し方ないものとしつつ、議会としては「出席要求」することの重みを考えねばならない。
 
原則論との狭間で考えていると、やや発言機会を失ってしまった点がまだまだ私の至らぬ点でありますが、事情は事情で斟酌しつつ、丁寧にルールと照らし合わせていく作業が大事と考える次第です。
 
そうした協議の後閉会となりましたが、提出された議案は「令和6年度敦賀市一般会計補正予算(第2号)」を始め9件。
 
従前同様、慎重審査、審議に努めてまいります。
 
なお、会期日程を以下に添付します。
 
6月4日(火)から25日(火)までの22日間となりますので、敦賀市議会にも注視いただけますようお願いいたします。
 

【令和6年第2回(6月)定例会の会期日程(敦賀市議会HPより)】