令和5年度 敦賀市教育委員会表彰式

ブログ 人生観

今季、日本人初となるアメリカン・リーグ本塁打王を獲得した大谷翔平選手。
 
男から見てもカッコいい男、いわゆる「男前」の言葉がピッタリの大谷選手ですが、なんと日本国内の全小学校約2万校に3個ずつ、計約6万個のグラブを寄贈することを、自身のSNSで発表。
 
各学校に寄贈されるのは、ジュニア用野球グラブ(右利き用2個、左利き用1個、小学校の低学年用サイズ)の計3個。
 
12月から来年3月までを目処に全国の小学校への寄贈をスタートさせるとのことで、グラブ1個5,000円としても3億円を要する事業に、思わず「どこまで男前なんや」と声を挙げてしまいました。
 
その大谷選手はコメントで「私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。」と話しており、少年時代に掲げた「世界一の野球選手になる」との夢に向かって、飽くなき向上心と努力を続ける姿のみならず、既に次代に考えを馳せ、行動を起こしていることに感銘を受けた次第です。
 
こうして世界に誇る「男前」が育ったのは、大谷選手の資質によるものに加え、親御さんや指導者の方々など、これまた素晴らしい人物に巡り会えた、つまりは教育環境によるものと認識するところ。
 
そう思うなか、昨日は「令和5年度 敦賀市教育委員会表彰式」が市役所2階の消防講堂にて執り行われました。
 
教育の分野で、長年のご功績を讃え表彰するこの式では、以下4名の方が受賞。
 
<教育功労賞> 德本 達之 様
<教育功労賞> 堂田 展江 様
<教育奨励賞> 中村 英紀 様
<体育奨励賞>  林 啓之 様
 
私は文教厚生常任委員長としてお招きいただき、受賞された皆さまに対し、ひとことお祝いの言葉を掛けさせていただきましたが、德本様におかれては社会教育、堂田様は音楽文化、中村様は生徒指導、林様はスポーツ振興の各分野にて、本市の発展に貢献されましたこと、心より感謝申し上げる次第です。
 
今後も後輩へのご指導をいただくとともに、益々ご活躍されますことご祈念いたします。
 

【受賞された(右から)堂田様、德本様、中村様、林様】
 
受賞された皆様の取り組みに共通するのは、ひとり一人が夢や目標をもって努力し続けることの大切さではと、勝手に受け止めたところですが、大谷選手のような「スーパースター」は稀有な存在として、この敦賀の地で育つ子どもも大人も、それぞれが悔いなき豊かな人生を過ごすことにつながればと思った次第です。