二日続きの「まさか」

ブログ 防犯/防災


 
この画面は、私のスマホに届く石川県珠洲市のLINE防災情報。
 
最新のメッセージは本日3時47分に届き、志賀町で震度3の地震とのこと。
 
敦賀はほぼ余震が無くなったものの、1日16時10分の地震発生から、ひっきりなしに届くLINEを見るたび、今なお地震の恐怖や寒さ、家族や家を失った方々が悲しみに懸命に耐えている姿が思い浮かぶもの。
 
なお、3日午前0時までに石川県内で確認された死亡者は57人。
 
能登町では、犠牲者に男子中学生が含まれることが明らかとなっています。
 
今は、何も支えになれない自身の無力さを感じるところですが、ボランティアが開始された際には必ずや参加し、現地で哀悼の意を表するとともに、例え小さくともお役に立てればと思う所存です。
 
「まさか」は続くもので、羽田空港では2日、日航機と海上保安庁の航空機が衝突、炎上し海保機の乗員5人が死亡する事故が発生。
 

【炎上する機体から避難する乗客乗員ら(THE SANKEI SIMBUNより引用)】
 
この写真を見るに奇跡としか思えませんが、日航機の乗客乗員379人はいずれも脱出、命に別条はなかったことに安堵した次第。
 
一方、海保機は能登半島地震の対応で、新潟航空基地へ支援物資を搬送する途中だったとのこと。
 
亡くなられた5人の乗員に心からお悔やみ申し上げるとともに助かった機長の回復を祈るところですが、何ともやるせない気持ちに。
 
さて、正月気分もそぞろのうちに、今日で三が日最後。
 
もう「まさか」は要りません。
 
被災地では行政や自衛隊、インフラに携わる皆さんが正月返上で対応にあたっていただいていることを念頭に置きつつ、気持ちを切り替える日にしたいと思います。