2024年6月12日
まちづくりは「あ・た・ま」の精神で
令和6年第2回(6月)敦賀市議会定例会は、今日から14日に掛けて一般質問。
今回は17名の議員が質問通告をしており、従前同様、多角的な視点からの質問項目が挙げられています。
発言通告一覧を以下にリンクしますので、傍聴、ご視聴などいただく際の参考にしていただければと存じます。
→「令和6年第2回定例会 一般質問発言通告一覧」はこちら
なお、副議長の私に関しては、地方自治法第106条「議長に事故があるとき、又は議長が欠けたときは、副議長が議長の職務を行う。」「② 議長及び副議長にともに事故があるときは、仮議長を選挙し、議長の職務を行う」の規定を踏まえ、仮に副議長が一般質問を行う場合は、議長に事故ある時の職務を行う仮議長を選んでおく必要があることから、敦賀市議会としては、議員個人の権利よりも円滑な議会運営を重んじ、過去から副議長は一般質問を行っていないと理解しています。
ついては、今定例会以降、副議長任期の間、私は質問することを控えますので、その点ご理解のほどお願いいたします。
さて、昨晩は「まちづくり」にも通ずる「ラボ」に参加。
共創法人Coco Socialwork ふくいテレワーク女子が主催する「自由な働き方ラボ」の第1回「自由な働き方ってなんだろう?」が、神楽町2丁目にあるフジオネワーケーションプレイスで行われました。
【「自由な働き方ラボ」の開催チラシ】
プレゼンの第1部は「リモートワークとチームビルディング」と題し、女性のリモートワーカー育成団体「ふくいテレワーク女子」を主催され、長野県山形村CIO補佐官を務めるなど、地方における女性の新しい働き方を実践する後藤美佳(敦賀市在住)さんより。
第2部は、千葉県流山市議会議員を4期お務めになられたご経験(うち3回はトップ当選)も踏まえつつ、和歌山県、香川県の自治体DX推進事業において業務マネージャーなどをこなす森亮二さんより「人口減少時代のまちづくり」をテーマにお話しを伺いました。
「学びの場」はやはり、新たな「知」があるものであり、後藤さんのお話しからは、
・テレワークが域内外、両方の価値を生んでいる
・目標は自分で言語化すること
・地元に帰ってきたいと思える環境をつくる
・チームコミュニティに関しては、自立ではなく自律、強制ではなく共生
・ヒューマンスキルを高める
ことなど。
森さんからは、「共生社会を創造する未来」に向け「動く」キーワードとして、
・ないものねだりからあるもの探しへ
・ゆるやかなつながり(イノベーション)が大事
・みんなで支え合う仕組みづくり
・地元にあるもの(人やモノ、文化など)を掛け合わせていく
点などを挙げつつ、大事なのは「あ・た・ま」(明るく・楽しく・前向きに)の精神であり、「まちづくりを楽しむこと」を常に念頭に置き活動しているとの言葉が印象に残りました。
とりわけ、知人を介し、以前からSNS等で拝見していた森さんにおかれては、前回の流山市長選に挑戦し、惜しくも次点となったご経験をお持ちですが、直接お話しをするに、柔らかい物腰、見るからに優しそうなお人柄の中にあって、市長になって、さらに流山を良いまちにしたいという情熱をひしひしと感じた次第です。
【まちづくりのキーワードは「楽しむこと」とお話しされる森亮二さん】
ジャンルを問わず、多方面から集まった参加者(20名ほどいらっしゃったでしょうか)の中には高校生もいて、プレゼンの後のフリーディスカッションも盛り上がったところ。
「まちづくり会議」も同時開催とありましたが、こうして皆で「どうしていきたいか」を話し合うことの面白さ、森さん仰るよう、他業種・ジャンルが掛け合うことで生まれる可能性を感じた次第です。
このような機会にお声掛けいただいた後藤さん、誠にありがとうございました。
次回の開催は、7月11日(木)とのことですので、また皆様におかれましてもご参加いただければと存じます。