今は出水期 〜風水害に備えよう〜

ブログ 防犯/防災

昨日、留意が必要と書いた警報級の大雨。
 
日本海に伸びる梅雨前線の活動が活発で、特に前線に近い日本海側で雨が強まったことにより、24時間雨量は広い範囲で100mmを超え、福井県内では、越前市が吉野瀬川の水位上昇、大野市は赤根川の大橋付近と日詰川で氾濫の危険が高まったとして流域の一部地区に避難指示を発令。
 
避難指示は既に解除となっているものの、ともに避難所を開設しての対応となったほか、福井県と岐阜県の一部の地域に土砂災害警戒情報が発表されるなど、緊張高まる状況となりました。
 

【23日16時時点の24時間積算雨量(ウェザーニュースより)】
 
ここ敦賀市においても、23日17時4分に大雨警報(土砂災害)発表。
 
幸い、被害はなかったものと認識していますが、重ね重ね、近年の精度の高い気象予報であっても予想し得ない、「まさか」が起きる可能性があることを十分念頭に、市民の皆さんとともに「災害に備えるまちづくり」に取り組まねばと考える次第です。
 
なお、敦賀市においては今回の大雨予報を前に、21日にはホームページで「風水害に備えて」のタイトルでページを掲載。
 
注意を呼び掛けることに加え、風水害に備えるための各種情報を集約し、リンクしています。
 
皆様におかれては、本ページをブックマーク登録する、あるいは関連ページから災害知識を習得するなどご活用いただけますようお願いいたします。
 
 →敦賀市HP「風水害に備えて」はこちらから
 
天気予報では本日、梅雨前線は少し南下し、九州で大雨の恐れがあるとのこと。
 
線状降水帯の分布が気になるところですが、被害なきよう祈るばかりです。
 
昨日は併せて、そうした中にあっても、梅雨時期の主役「紫陽花」の咲く姿を楽しむ余裕を…と書きましたが、我が家に咲く紫陽花もどこか嬉しそう。
 

【我が家の玄関脇に咲く紫陽花】
 
「楽しむ余裕」は被害がなかったからとも言えますが、であるからこそ、こうした感性や心が満たされるシーンに出会えることに感謝をし、今朝も雨露に濡れる紫陽花を愛でたいと思います。