猛暑の中、敦賀市防災訓練を開催

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すっかり日焼けで顔が真っ赤になってしまいましたが、昨日は炎天下のもと、終日屋外での活動。
 
公務では「令和4年度敦賀市防災訓練」、私用では「敦賀港カッターレース」の準備が重なったということで、それぞれの現場を行ったり来たり、慌ただしくも充実した時間を過ごすことが出来ました。
 
朝は8時過ぎに、防災訓練のうち避難所開設訓練が行われる粟野スポーツセンターへ、8時半前には川崎松栄岸壁に向かいカッターレース準備の段取り、9時半には岸壁を出て、今度は水防訓練を実施する古田刈公園へ向かい、訓練が終わった後はまた岸壁に戻りカッターの初心者練習対応、16時半頃一旦帰宅した後、この日最後の工程となる宿泊体験訓練のため、再び粟野スポーツセンターへ行き、20時半過ぎに帰宅。
 
このような工程であったこともあり、書きたいことが沢山あるのですが、カッターレースは大会を開催する7月17日まで続きますので、今日はやはり防災訓練のこともう少し詳しくご紹介させていただきます。。
 
今年度の市防災訓練は、新型コロナウイルス感染に留意しつつ、敦賀市並びに敦賀美方消防組合が実施主体となり、市及び防災関係機関、粟野地区住民を始め、国交省、福井県、敦賀消防団、敦賀市防災士会、敦賀市土木協会、敦賀FM、北陸コカ・コーラボトリングなど約250名の規模にて開催。
 
防災訓練と水防訓練を合同で実施する形で開催されました。
 
8時に発災した想定(大型台風接近による笙の川堤防決壊、土砂災害発生など)にて、市役所に災害対策本部設置(運営訓練)の後、本部指示のもと避難所を開設するため各職員が粟野スポーツセンターに集合(避難所開設訓練)し、各資機材の搬入・設置までが行われたほか、10時15分からの水防訓練では各機関が連携のもと、土のう作成訓練、大型積土のう工法訓練、月輪工法(土のうで貯留池を作りエンビ管で排出)などが行われたほか、最後は福井県防災ヘリによる救助訓練が行われました。
 
立っているだけで汗が流れる環境の中、各機関の皆さんがキビキビと真剣な姿勢で訓練に臨んでおられた姿が印象に残るとともに、こうした様々な工法を各地域に持ち帰り伝達していくことが重要であると感じた次第です。
 



【水防訓練の様子】
 
そして、19時より粟野スポーツセンターにて行われた宿泊体験訓練に関しては、コロナに配慮し、実際に宿泊する人員は限定したものの、玄関前では市上水道課さんによる給水訓練、北陸コカ・コーラボトリングさんからは実体験からの災害備蓄に関する防災講話(とにかく3日を凌ぐ準備)、さらには敦賀市防災士会さんからの講話並びに住環境づくり体験ということで、被災時に自分で出来るトイレや段ボールベッド、ペットボトルを用いたランタン作成などについて、実演を拝見することが出来ました。
 
ここではやはり、各家庭で出来るローリングストック(食料や飲料を少し多めに買い物をし、日頃からストックしておくこと)や、いざという時の知恵を共有してことが大事と、改めて気付かされた次第です。
 
遅くまで対応いただいたうえに、この後も宿泊体験された市の職員を始め防災士会さん、市立看護大学の皆さんほか関係者の皆さん大変お疲れ様でした。
 


【宿泊体験訓練の様子】
 
空梅雨となり、水不足の方が心配されるこの夏ですが、この乾き切った日本を襲来する「台風4号」の影響はどうなるのか。
 
過去の事例を思い起こせば、日本全国どこにでも大規模自然災害が発生する可能性のある昨今、「油断大敵」の言葉を念頭に、まずは自分自身の備えである自助、そして共助・公助に加え近助(お隣さん同士で助け合う)の力で、いかなる災害から生命と財産を守る。
 
そんな気概をもって、今後も真に「災害に強いまち」に向けて取り組んでいきたい。
 
そう思える訓練の一日となりました。
 
なお、本日は、北陸初となる次世代型防災訓練(リモート型防災アトラクション)がzoom形式で開催されます。
 
私も午後の部にエントリーをしましたが、まだまだ予約可能と聞いておりますので、ぜひお時間ある方はご参加いただけますよう宜しくお願いいたします。
 
 →→→「リモート型防災アトラクション」はこちら

どれもこれも重要な「4つの期成同盟会」

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屋外を中心に各種イベントが再開されるなど、最近はコロナ禍からアフターコロナへの光明を感じるところ、昨日は敦賀市役所2階講堂において、道路建設や新幹線開業促進に関わる4つの「期成同盟会」総会が開催されました。
 
本年1月に供用開始した新庁舎ですが、振り返ってみれば、講堂を使用してのこうした会議に出席するのは初めて。
 
以前の庁舎に比べると大変明るい雰囲気に感じた訳ですが、それ以上にこの期成同盟会が集合型で開催されるのは3年ぶり。
 
ここ2年は、コロナ禍により書面開催としていましたが、感染対策を図りつつ集合型としたことで得られるのは何と言っても「横のつながり」。
 
昨日も久々に顔を合わせる地域の関係者や隣接町の議員さんなどと顔を合わせ、会話する中で連帯感を感じた次第です。
 
さて、その期成同盟会ですが、昨日開催した4つの総会は次の通り。
 
(1)敦賀-高島連絡道路整備促進期成同盟会
滋賀県高島市と広域的且つ一体的な経済圏、生活圏の構築、敦賀港と滋賀県を始めとした京阪神との交流拡大、そして敦賀市全体の産業活動や観光などの様々な分野のさらなる発展に向け、高島市に至る「敦賀-高島連絡道路」を早期に整備実現することを強く要望するもの。
 
(2)北陸新幹線敦賀開業促進期成同盟会
北陸新幹線敦賀開業については、関係機関が緊密に連携し、経済波及効果を高め、地域の活性化につなげていくことが最も重要だとし、令和6年春の開業を確実に実現すること、敦賀・新大阪間については令和5年度当初の着工及び一日も早い全線開業を実現することなどを強く求めるもの。
 
(3)敦賀バイパス道路建設促進期成同盟会
国道8号バイパス4車線未整備区間(坂下~小河口・田結~余座)の道路整備など、国道8号及び27号のバイパス道路並びに市内乗り入れ道路の建設を促進し、北陸自動車道と相俟ってその早期実現と交通緩和を図り、もって地方産業、文化等の進展を目的とするもの(一部、同盟会規約抜粋)。
 
(4)国道8号敦賀・南越前バイパス建設促進期成同盟会
敦賀市田結から南越前町大谷までの国道8号線(約15.5km)は急峻な地形で、道路幅員も狭く、急カーブや急勾配が連続し、安全な交通に支障がある区間であることから、敦賀市田結ー挙野間の「敦賀防災」、敦賀市挙野から南越前町大谷間バイパスの建設促進と予算確保を強く要望するもの。
 

【敦賀-高島連絡道路整備促進期成同盟会総会の様子(写真は「敦賀市長の活動日誌」より拝借)】
 
上記期成同盟会はいずれも敦賀市長が会長を務められ、昨日も関係自治体の首長を始め、各級自治体議員、国や県の関係機関、地域の皆さんなど、多くの関係者が集う中で、地域全体の利便性や安全性、活性化につながる建設整備促進に向けた意思を確認し合えたことは、大きな意義があったものと感じた次第です。
 
また、これだけ多くの道路や鉄道建設整備に関わる案件があるというのは、敦賀が古より「交通の要衝」と言われる所以であると、どこか誇らしくも感じたところです。
 
改めて「期成同盟会」を辞書で調べると「同じ目標の実現に向かって、結束して活動する人々の組織」とありました。
 
こうして対面で確認し合った「目標」と「意志」のもと結束力を高め、ひとつづつ着実に実現できるよう、私自身、認識を高く持ち、微力ながら尽力する所存です。

「悲願」の「国道8号敦賀防災」が起工!

ブログ 防災

私が議員になって3年が経過をしましたが、この間だけでも、道路関係では、日本海さかな街の交差点から粟野交番までをつなぐ「岡山松陵線」、浦底から白木をつなぐ「敦賀半島トンネル」、白銀交差点から氣比神宮前までの国道8号2車線化、さらに本年3月には手から色浜までの「鈴ケ崎トンネル」が完成し、地域の安全や防災、利便性の向上に直結する姿を実感してきたところ。
 
そうした中、昨日は「国道8号敦賀防災」の起工式が執り行われました。
 
いわゆる「一桁国道」の国道8号は、新潟市から北陸地方を経て京都市に至る長さ約600kmの道路ですが、このうち、福井県の南越前町から敦賀市にかけての区間は地形が険しく、並走する鉄道のJR北陸本線は長い北陸トンネル(延長1万3870m)で、高速道路の北陸道も敦賀トンネルをはじめとする複数のトンネルと上下線別ルートでもって越える、言わば屈指の「難所」。
 
国道8号もこの区間は道幅が狭く、急勾配・急カーブが続くため事故が多く、特に冬期には積雪や路面凍結で立ち往生や渋滞が発生し、県内南北の大動脈が寸断されるほか、途中には津波浸水想定区間や市町境をまたぐ10.7kmは異常気象時(大雨時)の通行規制区間に指定されています。
 
このような課題を解消するため、国土交通省近畿地方整備局は2018年度、海沿いの敦賀市挙野~田結(たい)間をバイパスする長さ3.8kmの敦賀防災事業に着手し、調査・設計などを進めるとともに、敦賀市においては懸命の用地交渉にあたってこられるなどの努力があって、昨日起工式を迎える運びとなった次第。
 

【赤色の実線が現国道8号、点線が「敦賀防災」ルート】
 
 →→→詳しくは、こちらの「国道8号敦賀防災」のパンフレットをご覧ください(国土交通省近畿地方整備局HPより)
 
起工式の会場となった赤崎小学校(現在は廃校)の体育館には、杉本福井県知事や地元からは渕上敦賀市長、岩倉南越前町長、ご来賓として高木毅衆議院議員、滝波宏文参議院議員ほか、さらには東浦地区各区長の皆さんを始め、多くの関係者が集う中、盛大に開催されました。
 
式典のご挨拶・祝辞の中で度々発せられた言葉「悲願の道路」とはまさにその通りと頷くとともに、高木議員が仰った、「一桁国道が家の軒先を走るなんて、21世紀の道路環境としてあり得ない」との考えに共感した次第です。
 
また、ご挨拶に続き、角鹿小中学校児童(東浦地区から通学する児童と推測)、敦賀美方消防組合敦賀消防署(この区間で多発する事故等に対応)、杉津郵便局(市内から東端の郵便局に通勤)と国道8号のこの区間に深く関係する皆さんから、実感の込もった「敦賀防災」への応援メッセージ(ビデオ)が寄せられ、期待の大きさを感じざるにはいられませんでした。
 
さらには、角鹿小中学校吹奏楽部、氣比太鼓保存会の皆さんの演奏が華を添え、その後は「鍬入れ」、「万歳三唱」で幕を閉じた訳ですが、凜とした雰囲気の中にあって、この事業に懸ける会場に集まった関係者の熱意と決意を感じた次第です。
 
この「敦賀防災」3.8km区間の起工はもちろん喜ばしいことではありますが、我々の目指すゴールは南越前町大谷までの区間(10.7km)であり、この先も切れ目なく着実に事業化をし、一日も早い全線開通に向けた「始まり」の日であるとの思いだったからではなかったかと、私自身は認識したところです。
 
私ごとになりますが、実は父が東浦の大比田出身であることから、幼少期は国道8号の行く先には婆ちゃんが居て、夏には海水浴、秋はみかん狩りに行ける、楽しい思いばかりが記憶を蘇る訳ですが、海岸線を走る道路からの眺め、特に夕日の見える時間帯は最高のロケーションであり、大人になってからもドライブコースとしても利用してきた大好きな道路。
 
そんな思い出の詰まった国道8号ですが、生活道路として利用する東浦地区にお住まいの皆さんにとっては、渋滞や事故などで度々苦い思い、痛い目に遭ってきた道路であり、この計画に込める「悲願」の思いは脈々ならぬものがあると受け止める次第であり、引き続き、その思いとともに微力ながら尽力する所存です。
 
最後に、「国土強靭化」と検索すると、内閣官房のページにこうありました。
 
国土強靱化(ナショナル・レジリエンス)、防災・減災の取組みは、国家のリスクマネジメントであり、強くてしなやかな国をつくることです。また、日本の産業競争力の強化であり、安全・安心な生活づくりであり、それを実現する人の力を創ることです。国民の命と財産を守り抜きます。
 
国におかれては、この考えに基づき、「超リスクの高い一桁国道」の改善に向け、最大限の取り組みをいただきますよう切にお願いする次第です。
 


【(上)阿曽付近から夕日を望む(下)赤崎付近でスタックする大型トラック。良きも悪きも国道8号のリアルな姿。】

今日から「春の交通安全県民運動」

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開幕から10試合目でようやく春が訪れました。
 
阪神はセ・リーグワースト記録を更新していた開幕からの連敗を9で止め、今季初勝利。
 
今季初めての甲子園ゲームは、沈む空気を吹き飛ばす4番佐藤輝明選手の今季1号2ラン、投げては西勇輝投手が気迫の完封で投打が噛み合った試合となりました。
 
もうシーズンが終わったと揶揄する人もおられますが、最初にドン底を味わったチームは浮上するのみとポジティブに捉え、「私は」今後に期待するところであります。
 
さて、「まさか」のスタートとなった阪神と結びつけるのはやや強引かもしれませんが、先月のある日、ちょうど暗くなった帰宅の時間帯に、私の住む町内で女性が運転する軽乗用車と自転車に乗った小学生が接触するという事故がありました。
 
この際、私も現場に駆け付けると、その女性が何と、すぐ近所の方で、動揺する側でなだめたり、事故車の処理をしたりと対応をした訳ですが、身近で起きた「まさか」の出来事を実体験した次第です。
 
事故のほうは幸い、路地の曲がり角でスピードが出ていなかったことなどもあってか、転倒した小学生も特段の怪我もなく不幸中の幸いと安堵した訳ですが、やはり薄暮の時間帯は特に注意せねばと注意喚起を図ったところです。
 
そうした経験も思い返しながら、今日から始まるのが「春の交通安全県民運動」。
 
本日4月6日(水)から4月15日(金)までの10日間(交通事故死ゼロを目指す日は4月10日)、以下3項目を運動の重点と取組みとして行われます。
 
【運動の重点と取組み】
(1)子どもを始めとする歩行者の安全確保【最重点取組み】
(2)歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上
(3)自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保
 

【「春の交通安全県民運動」のポスター】
 
なお運動開始となる今日は、統一行動日として、実施機関や団体が交差点等の街頭において一斉に交通安全啓発活動および交通安全指導を行うとしています。
 
「まさか」の連敗は取り戻せても、怪我や後悔は一生取り返しのつかないことになります。
 
街角に立たれる関係者の皆さんへの「大変お疲れ様です」との気持ちとともに、こうした機会を契機に皆で意識を高め、今一度初心に戻った運転を心掛けていきましょう。

東日本大震災から11年

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敦賀市議会は昨日、代表・一般質問2日目を迎え、2名の代表質問、4名の一般質問が行われました。
 
通告順によれば、本来質問する予定であった今大地議員が体調不良で欠席され、質問の機会を逸したことに、同じ議員として無念の思いをともにするところですが、何を置いても体調が早く回復されるようお見舞いする次第です。
 
そう思えば、このコロナ感染拡大期に質問の壇上に立てること自体を感謝すべきことと痛感する訳ですが、そのような思いも持ちながら、私の方は昨日2番バッターで質問させていただきました。
 
質問に挙げたうち、まず人道支援に関しては、敦賀市と関係の深いポーランドに対する支援を検討していく旨の答弁、続く経済対策、エネルギー政策、自治体DXに関しても概ね前向きな答弁をいただけたものと受け止めるところです。
 
いつもであれば、RCN議会チャンネルで録画したものを元に議事メモを書き起こし、速報としてご報告させていただくのですが、今日は我が国にとっても、自身にとっても大切な日と重なるため、また詳細は明日にでもブログ掲載したいと思います。
 
さて、議員になってからは毎年、この代表・一般質問の本会議時期と重なるようになったのが、東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故発生日。
 
今日は3.11です。
 
昨年10年の節目を迎えたこの日は、今年で発生から11年を迎えます。
 
この記憶は決して「忘れてはならない」ものであるとともに、自身にとっては「忘れられない」ものとなっている訳ですが、当時、単身赴任で東京に居た私にとって、あの立っていられないほどの突き上げと揺れの恐怖、発災後、事務所のあった千代田区神田のオフィス街をヘルメット姿の避難者が行列をなす異様な光景、テレビに映し出された大津波と東北地方沿岸部の無残な姿、さらには福島第一原子力発電所の事故。
 
その後、10日間被災地で活動した連合災害ボランティアで目の当たりにした福島の現実。
 
全てが一生忘れることの出来ない衝撃的な記憶として蘇る日であります。
 
犠牲になられた1万5,900名(3月1日現在:警察庁調べ)に対し鎮魂の祈りを捧げるとともに、未だ発見されていない行方不明者2,523名(警察庁調べ)のご家族、故郷を離れ避難生活を続けておられる3万8139名(復興庁先月調べ)の皆さんの計り知れない心中を思えば、出来ることはこの日(地震津波と原子力事故)を風化させないということ。
 
敦賀市議会は、本日の一般質問開始に先立ち、震災に対する弔意表明を行うこととしています。
 
これとは別に午後2時46分。
 
様々な思いを胸に抱きつつ、静かに黙祷を捧げたいと思います。
 

【連合災害ボランティアの際被っていた帽子。あの時の記憶とともに今でも大切に保管しています。】

阪神・淡路大震災から27年

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8000キロ以上離れた日本にも潮位変化をもたらしたトンガ沖の海底噴火。
 
驚くことにこの潮位変化は、火山の噴火による空気の振動「空振」が影響したとのこと。
 
火山の大規模な噴火で空気が一瞬で押され(気圧高に)、海上で気圧が高くなると海水面を押し下げるため、押された海水面が元に戻ることで盛り上がり、津波をもたらしたのではないかと専門家は分析しているそう。
 
当初、気象庁からの情報が混乱したのもこの関係のようですが、こうした発生メカニズムを知るに、とてつもない自然エネルギーの大きさを感じたところです。
 
そして何より、噴火から一夜経って以降も被害の詳細が把握されていないトンガの状況が心配であり、被害が最小限に留まっていることを願うばかりです。
 
さて、この週末はこうして、自然の脅威を感じつつ過ごした訳ですが、今日は阪神・淡路大震災からちょうど27年の日となります。
 
1995年1月17日に発生したこの地震は、ここ敦賀でも突き上げるような揺れを感じたことや阪神高速の倒壊シーンなど現地の衝撃的な映像は、四半世紀を経ても未だ記憶に新しく、恐らくこの後も忘れることのできない、いや忘れてはならない出来事なのだと思うところです。
 

【地震により倒壊した阪神高速。この光景を決して忘れてはならない。】
 
改めて被災状況を振り返るに、6434人の犠牲者、全半壊家屋約25万棟、10兆円を超える甚大な被害であった訳ですが、一方この震災は「負の遺産」だけでなく「正の遺産」も残しています。
 
「正の遺産」で最も大きいのは、1995年は「ボランティア元年」と呼ばれているよう、阪神・淡路大震災では延人数で167万人ものボランティアが参加されたとあり、これをきっかけに災害ボランティアが定着。
 
東日本大震災では550万人のボランティアがあったなど、大きな復興の助けとなりました。
 
また、阪神・淡路大震災を教訓とし大規模災害に対応するため、高度な救出救助能力を有する隊員と装備で編成される消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)が1996年12月に東京消防庁に発足し、その後は国内の大規模災害だけでなく海外の地震・森林火災・噴火災害・豪雨被害などへも派遣されていることなど、救急活動を行う組織的な対応にも反映されたことも「正の遺産」と言えるかと思います。
 
こうして、甚大な被害をもたらした大震災という大きな負の出来事に直面しつつも、日本人はこうして正の力に変えるとともに、何よりも秩序を守り、災害ボランティアに行けずとも、現地の方々を気遣う気持ちをカンパやメッセージに変え、助け合い、支え合って乗り越えてきたことを誇りにも思うところであります。
 
この後、阪神・淡路大震災発生時刻の午前5時46分を迎えます。
 
発生時刻に合わせ、兵庫県内各地では鎮魂の祈りが捧げられるとのことであり、私も黙祷により、犠牲になられた方々へ哀悼の意を捧げるとともに、今なお深い心の傷や後遺症を抱えて暮らす方々に対し、深くお見舞いを申し上げたいと存じます。
 
そして、大震災から27年となる今日。
 
この出来事を決して風化させることのなきよう、今一度、防災意識を高める日とすることは言うまでもありません。。

「戸締まり用心、火の用心」を合言葉に「年末特別警戒」実施中!

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いよいよ年の瀬も迫り、今日は官公庁や多くの民間企業でも「仕事納め」。
 
この「仕事納め」に関しては、「仕事納め式」や少し仕事を早めに切り上げての「納会」などが恒例でありましたが、特に「納会」に関しては、一年の締め括りを職場内で慰労し合う、どこかホッとする雰囲気が好きだった私からすると、新型コロナによりほとんどの企業で中止としていることは、やはり寂しい気がするもの。
 
堅い話しで言えば、勤務中に飲食すること自体が企業コンプライアンス上どうなのかと叫ばれる時代の風潮ともあいまって、コロナを契機に、このままこの風習自体も無くなってしまうことも懸念する次第です。
 
一方、歓迎することとして、「仕事納め式」や「納会」があるから最後の日まで出勤しなければならないとの、ある種「縛り」のような考え方を見直すこと。
 
とりわけ、今年のように、27日、28日を休むことができれば大型の年末年始休みとなる場合など、いわゆる「ブリッジホリデー」を積極的に推奨することは大変良い取り組みと思うところですが、昨日ニュースを見ていると、働き方改革の一環で、和歌山県では、ひと足早く24日に県庁の「仕事納め」をし、必要な業務は28日まで続ける一方、職員に年末年始の積極的な長期休暇取得を促すことを目的とした取組みを行なったとのこと。
 
県庁では午後5時から、仁坂知事の訓示を庁内テレビ放送で各部署に流し、「年末年始に英気を養い、来年また県民のために頑張ってほしい」と述べたほか、実際、有給休暇を取得し28日から休みに入るという職員は「しっかりリフレッシュして、新しい気持ちで来年も頑張りたい」と話す様子が流れるなど、まさにこうした意識にもつながることが取組みの効果と感じた次第です。
 
なお、この年末年始も関係なく勤務される職種の方に対しては敬意を表しつつも、働き方改革はやはりトップリーダーの旗振り次第で、より進むものと考えるところです。
 
さて、私ごととなりますが、仕事納めとは逆に、昨晩から始まったのが、町内の「年末特別警戒パトロール」。
 
例年わが町内の年末特別警戒には、27日から30日までの4日間日替わりで毎回約60〜70名の方が参加され、3班体制で2回パトロールにあたっていましたが、今年も昨年に引き続き、コロナ感染に配慮をし、人数も区役員と防災部に限定のうえ、回数も20時からの1回としての実施としています。
 
もちろん、パトロールの合間の楽しみであった「豚汁」に「やかん酒」も無しということで、やや寂しい気もしますが、本来目的は「防犯・防火」の呼び掛けであると気持ちを引き締め直し、拍子木を合図に大きな声で「火の用心!」とパトロールしてまいった次第です。
 

【町内会館前に年末特別警戒体制を設置した様子】
 
今朝もまだ吹雪が続く敦賀市内であり、オミクロン株への警戒ともあいまって、今年もまた例年と違った緊張感がある訳でありますが、皆様におかれましては、何を置いてもこの年末、交通安全の「注意一秒、けが一生」に加え、「戸締まり用心、火の用心」の言葉を合言葉に防犯・防火にご留意のほど宜しくお願いいたします。
 

気温が上がらない「最強寒波」、路面凍結には十分ご注意を!

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「今期最強の寒波」の言葉通り、降雪もさることながら、とにかく寒い日が続いています。
 
それもそのはず、敦賀観測所のデータでは、昨日の最低気温マイナス0.2℃、最高気温は2.7℃と差はたったの2.9℃しかなかったことに納得した次第。
 
昨夜からの積雪はそれほどでもなかったようですが、それでも早朝から除雪車の音が聞こえてきており、今日もフル稼働で対応されていることに感謝するところです。
 
昨日も知人(市役所近くのマンションにお住まいの方)のFacebookで、早朝にも関わらず市役所3階の一室だけ明かりが灯っている写真とともに、雪の対応をしている部署ではないかとの投稿を拝見しましたが、まさにその部屋は、位置関係からして道路河川課さんと思われ、以前にお聞きした話しでは、こういった降雪予報となれば体制を組んで庁内待機のうえ、除雪の統括指示や市内の道路状況パトロール、市民からの電話対応などにあたられるとのことであり、こうしている今現在も含め、昼夜分たぬ対応により安全・安心を守っていただいていることに感謝する次第です。
 
除雪に関しては、交通機能維持の観点から主要幹線道路から優先して対応することはお分かりいただいていることと存じますが、業者ごとにエリアを決め、限られた人的・物的資源(除雪車)でフル稼働しているとは言え、どうしても限界というのがありますので、細かな筋道までの除雪に時間が掛かることは何卒ご理解いただけますようお願いいたします。
 
降雪による道路事情については、敦賀市のホームページを見ると、国道8号(下り線 敦賀市疋田(疋田交差点)以南から)で集中的な除雪作業を行うため27日2時45分から6時00分までの間、通行止めとなっているほか、北陸自動車道では上り線(米原方面)敦賀ICから米原JCTまでの間、舞鶴若狭自動車道では下り線若狭美浜ICから敦賀JCTまでの間を除雪するとあります。
 
また、鉄道に関しては。JR小浜線が除雪作業のため、始発から昼ごろまで運転を取り止めると昨日のうちに発表しています。
 
運転再開は東舞鶴駅―小浜駅間が正午ごろ、敦賀駅―小浜駅間が午後2時ごろの見込みとしており、交通機能障害とまでは行かないものの、こうして安全を優先のうえ、前広にアナウンスをされることは、利用者にとっては計画性をもって対応できることにつながるため理解するところであります。
 
この雪に関しては、昨日もお隣石川県の白山市内では、乗用車が道路脇にある電柱に衝突する事故があり、車を運転していた60歳の女性が死亡、鳥取自動車道では大型トレーラーが動けなくなったことを起因とし、約4時間に亘り立ち往生が発生するなど、各地でも事故や交通機能の麻痺となっていることを踏まえ、やはり細心の注意を払っての行動や判断が必要と改めて認識する次第です。
 
昨日から続く「大雪警報」ですが、福井気象台の発表によると、福井県嶺南地方では本日のお昼ごろまで警戒とあります。
 
とは言え、相手が自然だけに予断は許しませんが、とにかく気温が低いことを思えば、特に「路面凍結」には慎重に慎重を期して行動せねばなりません。
 
1秒の油断で、穏やかな年末年始を台無しにすることなきよう、ともに注意して過ごしましょう。
 

【昨朝の我が家前。15時ごろには綺麗に除雪していただき感謝。】

火災に交通事故、そして雪。今一度気を引き締めて過ごしましょう。

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全国ニュースで大きく取り上げられている大阪市北新地のビル火災。
 
午前10時20分頃に119番通報があり、同45分頃にはほぼ消し止められたとのことですが、8階建てビルの4階フロア約20平方メートルが燃え28人が負傷、このうち27人が心肺停止という大惨事となりました。
 
大阪府警は放火の疑いがあるとみて捜査しているとのことですが、どんな事情があったにせよ、罪のない人の命まで奪う行為は断じて許されるものでなく、またお亡くなりになられた方々に対しては只々ご冥福をお祈りするばかりです。
 
一方、この火災発生とほぼ同時刻、福井県内では北陸自動車道上り線の敦賀トンネル内で50台以上が絡む多重事故が発生。
 
福井県警や消防によると、6人が病院に運ばれ、1人は足の骨を折る重傷、他の5人は首や頭に軽いけがをしたものの命に別条はないとのこと。
 
トンネル内の少なくとも24ヶ所で追突事故が発生したとあり、警察やネクスコ中日本によると車両からのオイル漏れが確認されていて、路面が滑りやすくなっていたということで、事故との因果関係が極めて高いと推察されるところです。
 

【敦賀トンネル内での事故の様子(FBCインターネットニュースより引用)】
 
ニュースでは、事故に巻き込まれた男性が当時の状況を「福井北インターから路面が油だらけだった。武生ぐらいからオイルの量が増えて、トンネル内に入ったら滑ってブレーキが全く効かなかった」と説明。
 
また同じく女性ドライバーは「トンネルに入る前からオイルの臭いがずっとしていた。全くブレーキが効かなくてサイドブレーキで止まった」と話しており、異変に気付きながらの事故発生を防ぎようがなかったのか、自分ならどう行動したかと考えた次第。
 
この事故により、19時前に全線解除となったものの、上り線の武生インターチェンジ(IC)―敦賀IC間、下り線の敦賀IC―今庄IC間が一時通行止めとなり、交通網にも大きな影響が出た1日となりました。
 
また、火災に話しを戻すと、ここ敦賀でも12時00分頃に同市岡山町2丁目付近において建物火災が発生。
 
消防車が出動し、約10分後には終息したとの情報が入り安堵したものの、こちらも他人事と思わず警戒せねばと認識した次第です。
 
そして夜半からは今年最強の寒波による雪予報。
 
夜間もアラレが窓を叩く音が聞こえていましたが、今朝起きるとうっすらと積もる程度。
 
今のところ事故情報はありませんが、路面凍結に加え、今後も雪マークとなっているため、まずは不要不急の外出を控え過ごすことが肝要と思う次第です。
 
つらつらと物騒なことばかり申し上げましたが、こうした事案発生の都度、いかなる状況にあろうと迅速に対応されている警察や消防の皆さんに最大限の敬意と感謝を表しつつ、私たちがすべきことは、「自分の身は自分で守る」との意識のもと、少しでも火災や事故の発生リスクを低減するため行動すること。
 
年末の交通安全県民運動における注意事項、さらには年末警戒の意識を高め、この後に控える年末年始を穏やかに過ごせるよう、ともに気をつけて過ごしていきましょう。

12月11日〜20日は「年末の」交通安全県民運動!

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時折激しい雨が降った昨晩ですが、町内では今年最後の班長会議を開催。
 
以前の班別常会(班ごとに区への要望や意見をお伺いする場)で挙がったご意見に対する区の対応方針説明を始め、年末27日から30日に掛けて行う「年末警戒パトロール」、年明けの「ドンド焼き」などについて確認しました。
 
班別常会の件については、さながら労働組合役員時代と同様、職場(町内)の生の声を聞いて職場(町内)環境改善につなげるものであり、こうして区民の皆さんとともに課題意識を共有するということは非常に大切なことと改めて感じた次第です。
 
そして、今年も早や残り20日ともなり、恒例の年末警戒パトロールということですが、コロナ禍前は各班から大勢が集い「火の用心!」の声掛けを2回巡回、インターバルの休憩時にはヤカン酒に豚汁をすすって暖まるのが楽しみのひとつでもありましたが、昨年に引き続きそれはなし。
 
区役員と防災部を中心に1回のみ巡回ということとなったものの、町内全体が穏やかに年末年始を過ごせるよう本来の火災予防呼び掛けをしっかり行いたいと思います。
 
さて、もう一方の年末警戒といえば、こちらは交通安全。
 
12月11日から20日に掛けては「年末の交通安全県民運動」が実施されています。
 
「ゆっくり走ろう雪のふる里北陸路」を北陸三県の統一スローガンに掲げ取り組まれているこの運動ですが、「運動の重点と取組み」を次のとおりとしています。
 
【運動の重点と取組み】
(1)高齢者の交通事故防止
(2)夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
(3)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
(4)雪寒期の交通事故防止
(5)飲酒運転等の危険運転の防止
 
どの項目も重要なことに違いありませんが、ここ最近の県内の傾向を見るに、自分なりに特に留意すべきは(1)と(2)ではないかと。
 
とりわけ(2)に関しては、真っ暗になる退勤時間に昨日のような雨が降り、さらに対向車のライトが重なると極めて視界不良に陥り、実は私もヒヤッとしたことがあります。
 
歩行や自転車に乗車する側も然りでありますが、「慎重に慎重」を期して、「かもしれない運転」を心掛けていかねばなりません。
 
火災も交通事故もひとたび発生すれば、この年末どころか一生を棒に振ることになります。
 
この県民運動を契機に、今一度、運転の基本を思い返し「事故ゼロ」で過ごせるよう、皆で意識を高めていきましょう。
 
※「年末の交通安全県民運動」ポスターを添付しますので、是非お目通しのほど宜しくお願いいたします。

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