2025連合福井新春旗開き

ブログ 働く仲間とともに

日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画をバイデン米大統領が禁止した問題について、経団連会長、日本商工会議所会頭、経済同友会代表幹事が7日の記者会見でそろってバイデン氏を批判し、日米関係悪化への懸念を表明したところ。
 
政治サイドでは、岩屋毅外相が同じく7日、来日したブリンケン米国務長官と会談。
 
本件について問題提起し、「国家安全保障上の懸念を理由として買収を禁止する判断がなされたことは極めて残念だ」との考えを伝えました。
 
岩屋外相は、ブリンケン氏の発言などについては明らかにしなかったものの、会見で「日米双方の経済界、とりわけ日本の産業界からは、今後の日米間の投資について強い懸念の声、心配の声が上がっており、これは重く受け止めざるを得ない」と強調したうえで、会談では「懸念の払拭に向けた対応を米国側に求めた」と説明。
 
一方、日本製鉄会長は「諦める理由も、必要もない」とし、長期戦覚悟の法廷闘争に踏み切っており、経済界や政治側からの声を踏まえ、米政府が今後どう動くのかに注視するところです。
 
さて、長く労働組合の役員を務めていたこともあり、このシーズンに続くものといえば「旗開き」ですが、これは労働組合で一年間の活動を始めるにあたり年始に開く懇親の場のことで、年末にたたんであった労働組合の旗を改めて年始に開き飾って、新年の決意を表明することから「旗開き」と言われるようになったもの。
 
昨日は、その皮切りとなる「2025連合福井新春旗開き」が福井市内にて開催され、連合福井推薦議員団の一人として出席してまいりました。
 
昨年は元日の能登半島地震発生により急遽中止としたことから、1年空いての開催となりましたが、県内各地から連合福井加盟産別労組の役員が集い、演壇の晴れやかな雰囲気と掲げられた連合旗、そして何よりそこに集う皆さんの笑顔から、無事の開催を心から嬉しく思った次第です。
 
会のほうは、まず主催者を代表して矢野義和・連合福井会長、ご来賓を代表して杉本達治・福井県知事、西行茂・福井市長、などからのご挨拶があり、「持続的な賃上げへの取組み」、「成長と分配による好循環」といった言葉が共通する点であったと認識した次第です。
 
続いて、辻・波多野両衆議院議員(ともに立憲民主党)、立憲民主党福井県連代表、国民民主党福井県連代表、労働福祉団体代表からの挨拶で、我が国民民主党からは川畑孝治幹事長より、「訴え続けている所得税やガソリンの減税は、国民の皆さんの声から始まったものであり、今後も働く者の目線、国民に寄り添った政治に邁進する」旨、力強い言葉がありました。
 
先の衆院選を経て、福井県選挙区の勢力分布がガラリと変わりましたが、今後の国政選挙・地方議会選挙においては、我が方もしっかりと候補者を擁立し戦うことを確認しており、そのことを含め、川畑幹事長の言葉を胸に置いたところです。
 

【壇上で挨拶する川畑孝治 国民民主党福井県連幹事長】
 
その後の懇親の場では、久しぶりにお会いした先輩や同志の皆様と歓談をし、互いの近況報告などで盛り上がり、あっという間の約2時間。
 
最後は、矢野会長の「がんばろう三唱」で締めくくり、互いの健闘を誓い合った後、会場を後にしました。
 
昨日は公共交通機関利用ということで、福井駅から新幹線で帰りましたが、改めて、20分で敦賀に着くのは本当に便利。
 
一昨年の旗開きの際はまだ、未来に向かう新幹線の息吹を感じるところであったことを考えると、現実となった今に時代の進化を思った次第です。
 
車中で思いにふける間はなかったものの、こちらも改めて、真面目に汗して働く同志、仲間に感謝。
 
連合福井推薦議員団の一員として役割を果たせるよう、決意を新たにする一日となりました。