2024年春の開業に向け再出発!

ブログ まちづくり

敦賀気象台データによると昨日の日照時間はゼロ、最大瞬間風速18.7m(13:43)。
 
みぞれ混じりの雨が強く降ったり止んだりで、鉛色の曇天続きに気も沈む方も多いかと思いますが、私はこの天気が嫌いではありません。
 
何故なら、これこそがまさに北陸の冬だからであります。
 
昨日もそんな話をしたところですが、時折登場する芭蕉の句「名月や北国日和定めなき」は気まぐれな敦賀の天気(季節は違いますが)を詠んだものですし、何よりこの厳しく暗い雰囲気の冬があるからこそ、春の訪れが待ち遠しく、倍嬉しいと思う訳であり。
 
古よりこうした気候、風土のもとで培われてきたのが敦賀人の気質なのであり、逆にこのような天候が温暖化で変わってしまってはその風土まで変化してしまうのではと危惧するところです。
 
そのような思いのもと、年末年始に掛けては悪天候に加え、さらに冷え込みが厳しくなるとの予報でありますが、これが北陸だと割り切り、ポジティブに過ごしていきたいと思います。
 
さて、そんな昨日は、安倍前首相「桜を見る会」の議院運営委員会質疑、新型コロナの変異種国内初感染、関西電力の使用済み核燃料中間貯蔵について年内の県外搬出先明示断念、大飯発電所協力会社作業員4名のコロナ感染などなど、取り上げたいことが盛り沢山の一日でした。
 
これらのニュース素材からすると、かなりマニアックな部類に入るかも知れませんが、先日お伝えしました鉄道建設・運輸施設整備支援機構トップの人事に関する話題。
 
北陸新幹線金沢-敦賀間の開業遅れと建設費増額を受け、北村隆志理事長と小島滋副理事長が来年1月5日付で退任すると発表したことはご案内の通りですが、25日副理事長の後任に国土交通省の水嶋智官房長を充て、体制強化を図るとの報道がされました(理事長の後任は調整中)。
 
赤羽一嘉国交相は同日の記者会見で「(北陸新幹線整備の)工程や事業費の管理体制、関係者との情報共有に問題があった。国交省としても監督を強化し、一日も早い開業に向けて取り組む」と話したとのこと。
 
水嶋氏の起用については「鉄道行政に精通し、組織のマネジメントにも十分な指導力を発揮している。再度同じようなことを起こしてはならないという思いだ」と説明。
 
副理事長に就任する水嶋氏は令和元年7月から鉄道局長を務め、今年7月に官房長に就任していたと結ばれています。
 
何故、このマニアックな話題を持ち出したかというと、実はこの水嶋氏、国交省鉄道局長時代の昨年11月にこの敦賀の地にて「北陸新幹線と観光地域づくり」をテーマにご講演され、その内容に私、感銘を受けた方なのであります。
 
ご講演の内容はしかと当時のブログに書き留めていますので、是非以下よりご覧いただきたいと思います。
 →→→新幹線は地域と地域をつなぐもの(2019年11月11日のブログより)
 
「敦賀は、物流の拠点、港と鉄道のまちとして栄え、国交省そのもののまちであり、この地で講演出来ることが光栄である」と敦賀を訪れたかった理由から始まった講演は、北陸新幹線のスペックや特徴、敦賀以西、新幹線を活かした観光地域づくりなどについてご自身の想いを込めて熱く語られた姿が今も記憶に焼き付いています。
 
話しぶりや立ち振る舞いからも人格者の雰囲気があり、こうした人物こそ国の中枢にいて欲しいと思った訳でありますが、その水嶋氏が鉄道運輸機構のまさに「立て直し」のため副理事長の座に就かれることに国交相側の本気度を感じるとともに、その手腕に大きな期待を寄せるところであります。
 
工期遅延の大きな要因となっている敦賀駅工区でありますが、再延期は許されない状況の中、水嶋副理事長のもと、安全第一で計画工期内での完成を達成されることを切に願います。
 
先ほどリンクした、当時の「やまたけブログ」の結びにはこう書いてありました。
 
『ハードをまちづくりにどう生かすかは、その土地に住む皆さんの思いと心意気!局長が仰られた「成功の答えが敦賀にはある」との言葉を胸に、その輪を広げ、市民全体で盛り上げていきましょう!』
 
私のこの思いは、工期が順調であろうが遅れようが、今も全く変わっていません。
 
敦賀に思い入れがあり、超頼り甲斐がある副理事長を迎える機構とともに、より一層の信頼関係を構築し、目標改め2024年春の開業に向けて出発進行!
 
冒頭の天気と同じく、厳しい冬を乗り越えた敦賀に最高の春が訪れるよう、市民一体となって頑張りましょう!
 

【どこかの段階で目標時期を修正しなくては】