12月10日・11日は「連合全国一斉集中 労働相談ホットライン」

ブログ 働く仲間とともに

敦賀市議会は昨日、一般質問2日目を迎え、初日と同じく6名が登壇。
 
市庁舎、デジタルツイン、新規職員確保の取組、観光へのカニ活用、プレコンセプションケア、マイナンバーカード・マイナ保険証の普及と利用促進など(各議員が一番最初に挙げた質問項目を記載)に関し、質問されました。
 
お恥ずかしながら、女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す「プレコンセプションケア」は初めて聞きましたが、厚生労働省やこども家庭庁のホームページを見るに、こうしたケアの実施などの支援を求める者や、支援が必要と認められる成育過程にある者等に対して適切に支援を実施するなど、需要に適確に対応した切れ目のない支援体制を構築することが求められるものであり、理事者とのやり取りの中で勉強させてもらった次第です。
 
なお、昨日は議長を務めていたため、詳しいメモまでは取りませんでしたが、勤務間インターバル、男性職員の育児休暇や逝去した職員への対応、本市の職場風土の改善についてなど、初日の項目と併せ、市職員の働き方に関する質問が多いのが今定例会の特徴と感じるところ。
 
「勤務間インターバル」制度については、1日の勤務終了後、翌日の出社までの間に、一定時間以上の休息時間(インターバル)を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間(心身の健康)を確保するものであり、質問者の「時間外労働削減の方策として」との趣旨はいささか違うのではと思って聞いていましたが、労組役員出身の私としては、「働き方」や「職場の課題」に関しては本来、労働組合があるところはまず、解決・改善に向けた労使間の協議を尊重すべきであり、そこで解決に至らない課題・問題こそ政治の出番であるとの考え。
 
民と官の違いや、とりわけ行政職員の働き方や職場環境は、ひいては住民サービスにも影響するとの観点から、一概に上記のような杓子定規な話ではないのかもしれませんが、いずれにしても、越権行為とならないよう、政治・議員の立場が介入すべきところとそうでないところの峻別を、自分の中で整理して今後も対応していきたいと思います。
 
さて、一般質問を終えた後は、アルプラザ敦賀前の白銀交差点へ。
 
12月10日(火)・11日(水)に開設時間を延長(9:00〜19:00)して実施する「連合全国一斉集中 労働相談ホットライン」の周知街宣を行いました。
 
街宣は、連合福井嶺南地域協議会(以下、嶺南地協)の皆さんが主体となって実施するもので、この日は18時より、連合福井推薦議員団として北川博規 福井県議会議員、そして私も参加し活動。
 
主題は「あなたの働き方は大丈夫?STOP!長時間労働 」。
 
まさに、前述の議会であったこととも関係する訳ですが、街頭では、嶺南地協役員の方々、議員団とマイクをつなぎ、順次呼び掛けるとともに、併せて、アルプラザ敦賀の各出入口では、他の役員の皆さんでチラシ入りのティッシュ配布しました。
 

【ティッシュと同封の呼び掛けチラシ】
 
私も街頭で、長時間労働や残業代未払、休憩時間やメンタルヘルスなど、労働に関するあらゆるカテゴリーにおいて、「これっておかしいんじゃないか?」と感じていらっしゃる方、働く環境でお悩みの方はご遠慮なく、フリーダイヤル「0120-154-052(いこうよ れんごうに)」までご相談くださいとお伝えした次第です。
 
もちろん、労働組合がある方は組合への相談が先ですが、組合がなく、一人で悩んでおられる方は「泣き寝入り」で終わらせず、ぜひお電話いただけますようお願いいたします。
 

【私も街頭にてマイクを握りました】
 
活動は、用意したティッシュを全て配り終えたのを合図に終了。
 
こうして連携いただいている連合の仲間との活動は私の原点。
 
引き続き、日々汗して働く皆さんの視点、目線をもって取り組んでいきますので、“労働組合のあるなしに関係なく”、何かお困りごと、悩みごとがあればご遠慮なく、私までお寄せいただけるようお願いいたします。
 

【グッと冷え込んだアルプラ前。参加された皆様お疲れ様でした。】