青空とブルーのトラックの中で審判講習会に参加

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「初めて、自分で自分をほめたいと思います」
 
これは、1996年アトランタオリンピック女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子選手がゴール後のインタビューで語った有名な言葉ですが、昨日は競泳女子の池江璃花子選手が「自分を褒めてあげたい」と充実感をにじませました。
 
ここまでもオリンピック選考を兼ねた競泳日本選手権での池江選手の泳ぎに注目してきましたが、終わってみれば、昨日の50メートルバタフライ、50メートル自由形を含む4冠を達成。
 
しかも、50メートルバタフライで優勝を飾ってから、次の50メートル自由形までは約1時間というハードスケジュールであったりと、8日間で11レースを完泳したこととなります。
 
コーチによると、大会前に「五輪を目指そう」という会話は一度もなく、無欲の戦いに挑んだとありましたが、結果して出場全4種目で復帰後のベストタイムを更新、リレー2種目での五輪切符をつかみ取りました。
 
改めて、病との闘いにも競技での戦いにも堂々と勝った池江選手の強い意志と努力に敬意を表するとともに、暫し休養された後は東京オリンピックで世界を相手に戦う姿を楽しみ応援したいと思います。
 
まだ言うには早いのかもしれませんが、池江選手、日本中に勇気と感動を与えてくれてありがとうございました。
 
さて、私の方は「陸」のほうで活動。
 
昨日は、敦賀市総合運動公園陸上競技場で開催された、福井陸上競技協会主催の審判講習会に参加をしてきました。
 
何故、やまたけが陸上競技の審判?と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は私、高校時代は敦賀高校で陸上部に所属していた関係で、当時2つ上の先輩より敦賀市陸上競技協会の入会に加え、この審判登録にもお声掛けをいただいていたところ。
(陸上部時代の勇姿?をホームページのプロフィール欄に記載しておりますのでご覧ください)
 
「出来る範囲で」とのお断りをしたうえで、敦賀市陸競に入会、昨日の講習会にも参加した次第です。
 
受付開始の8時30分より少し早めに競技場に行くと、既にブレザー姿の方がたくさんおられ、ジャージ姿では場違いかと思いましたが、すぐに知り合いの方ともお会いし、雰囲気に馴染みました。
 
9時からの審判講習会は、コロナ対策もあって観戦スタンドにて、やや冷たい風の中30分ほど令和3年度のルール改正点などの講習を受けるとともに、福井県陸上競技協会の各役員さんより、今年度、特に7月末にはインターハイが開催されることを踏まえ、大会運営に向けた協力の依頼などがありました。
 

 
審判員については、実技研修として協議会に参加する必要があるため、10時30分より開催される「福井県春季陸上競技記録会」に各担当ごとに別れ参加をしました。
 
私はトラック競技での違反等がないかを確認する「監察」ということで、ほぼ第2コーナーにて選手の走りを拍手で応援しつつ、経験者の方から確認のポイントなどを学ぶとともに競技の合間には、何故かまちづくりの話しなども出来、有意義で楽しい時間となりました。
 

【第2コーナーの監察ポイントより】
 
この日は、多くの陸上競技関係者が集まるとあって、私の高校時代の恩師を始め、先輩に同級生、はたまた娘が同じく敦賀高校陸上部でお世話になった先生など、懐かしいお顔にも出会い、お話しすることも出来、これまた楽しきひと時。
 
天気は快晴、昨年改修をしたばかりのブルーのトラックのように、何かクリアで清々しい気分で講習会を終えました。
 
他の競技団体も同様かもしれませんが、この陸上競技協会も若手のメンバーが不足しているとも伺いました。
 
ちょうど約30年前にお世話になった競技場も新しくなったこと、自分が青春時代に打ち込んだ競技でもあることから、今後はこの陸上競技の世界においても何か少しでもお役に立てればと、今後も出来る範囲で貢献していきたいと思います。