2019年10月30日
雨男発言への対応に思う
突然ですが、敦賀の皆さんは、この写真の光景にお気づきでしょうか?
違和感なくプラザ萬象前の交差点に設置されている「平和の女神象」ですが、これはこれまで、市役所入口に設置されていたもので、今後の庁舎建替工事との干渉もあり、この場所に移設されたものです。
家族に聞いても「言われればそうだったかも」ということからすれば、「座りが良かった場所」なのかとも思いますが、「市内のプチねた」として気に掛けてご覧いただければと思います。
さて、相次ぐ自然災害発生のせいか、このところ特に気になるのは天気予報。
今日からは全国的に晴れ間が続くとのことで、やや安心といったところ。
そのような中、報道で槍玉に挙げられていたのが、河野太郎防衛大臣の「雨男」発言。
ご自身の政治資金パーティーにおいて、「私はよく地元で雨男と言われた。私が防衛相になってから既に台風は三つ」と発言し、会場からは笑いも起こったことに対し、発言は軽率との「問題視される可能性もある」との報道。
私も以前は「雨男」と呼ばれていたことから、どうなることやと注視していましたが、これに見事な対応をされたのが、熊谷俊人千葉市長。
ご自身のTwetterにおいて、「被災地の首長として全く気になりません」「問題視される可能性もある。等の世論誘導的な文末の悪癖を治した方が良いと思います」とピシャリと発信。
被災地の首長がそう言うのだから、それ以上のことはないと言うことでしょうし、一日も早い復興に取り組む中、そんな発言一つに構っていられないというのも本音の部分と推測するところ。
そして、ここで露呈されたのは、「ご都合主義の切り取り報道」。
以前にも述べました熊谷市長の毅然とした対応と行動に敬意を表するとともに、特にテレビのニュースで流れる「問題」の本質を見抜くことが肝要と改めて認識次第。
「報道の真実」の言葉が過去のものとなることのなきよう、一国民としても切に願うところである。