隣国の自由と民主主義はどこへ向かうのか

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久しぶりの快晴が広がるなか、昨日は特段の予定もなくゆっくりと過ごすことができました。
 
夕方は妻と、きゅう(わが家の愛犬)の散歩に金ケ崎緑地へ行くと、同じく犬の散歩に来られている方、凧揚げをしている親子やカップル、友人同士で訪れた方など、どこかほのぼのとした雰囲気が漂っていました。
 
家族と一緒に、太陽が照らす海を眺めながら、青空と芝生の緑に囲まれて過ごす時間は、自分にとっての癒し、さらに言えば平和であることの幸せを感じたところ。
 
おそらく市民や訪れた方々も同じ気持ちなのではと推察いたしますが、同時に、今後、金ケ崎緑地エリアの開発を進める際においては、この雰囲気が残るよう十分配慮いただかねばと胸に置いた次第です。
 

【私にとって癒しと平和を感じる象徴的な場所はここ】
 
さて、こうして感じる平和な世が、世界中でもそうあって欲しいと願って止みませんが、国際的なニュースでは、イスラエルのネタニヤフ政権が18日、パレスチナ自治区ガザでのイスラム原理主義組織ハマスとの停戦合意について、拡大閣議で受諾を承認したとのこと。
 
2023年10月に始まり中東全域に緊張をもたらした戦闘は、19日にも停戦が発効する見通しとなった訳ですが、この背景に見え隠れするのがトランプ次期米大統領。
 
自身が大統領に復帰する20日までの人質解放をハマスに求めていたことが影響したのだとすれば、やはりその力たるや「世界の警察」復活かと思ってしまうほど。
 
一方、不安定な状況が一層増しているのが韓国。
 
先般、韓国の現職大統領で初めて身柄を拘束された尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、今度は初の「逮捕」。
 
韓国の捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」は19日未明、「非常戒厳」宣布を巡る内乱首謀などの疑いで、同大統領を逮捕しました。
 
大統領には不訴追特権があるものの、内乱罪は例外とのことであり、異例の展開となっています。
 
また、19日未明に尹氏逮捕の一報が伝わると、ソウル西部地裁の建物内に尹氏の支持者らが乱入し、窓ガラスを割ったり、施設を破壊したりし、暴徒と化したとありました。
 
なお、韓国の左翼政党「共に民主党」は、「SNSなどによるフェイク情報の拡散が、尹錫悦大統領・与党支持を高めている」として、SNS検閲の立法化まで公然と口にし始めたとのこと。
 
隣国の政治情勢のみならず、自由と民主主義はどこに向かうのか心配でなりませんが、これもトランプ次期米大統領が一括したら萎むのか。
 
先日も述べたよう、朝鮮半島の不安定=日本の危機。
 
他国の内政に干渉することは厳に控えるものの、健全な韓国国民の力を信じ、正常化に向かって欲しいと願うばかりです。