長男高校卒業。春からは「同志」。

ブログ 敦賀市議会

議会報告が続きますが、昨日は予算決算常任委員会(分科会)を開催。
 
一昨日行った全体会での審査をベースに、さらに深堀りをすべく、総務民生、産経建設、文教厚生の3分科会に分かれ「令和3年度予算」審査を行いました。
 
私は、分科会長として産経建設分科会にて審査・議事運営を務めました。
 
本分科会が所管するのは、産業経済部、観光部、建設部、都市整備部、水道部ということで、事業も多岐に亘る訳ですが、一件一件丁寧に審査を進めました。
 
トピックスをと言っても、ボリュームがボリュームだけに抽出するのが難しい訳ですが、ほんの一端となるものの各部ごとに質疑があった事業は以下の通りです。
 
【産業経済部】
◉「中心市街地賑わい支援事業費」、「まちの元気づくり支援事業費」、「まちなか創業等促進支援事業費補助金」など、まちの賑わいや活性化、プレーヤー人材育成につなげるもの。
◉「消費拡大支援事業費」、「キッチンカー購入等支援事業費」、「中小企業者感染対策等支援事業費」、「中小企業者承継支援事業費補助金」など、コロナ禍で新たな手法や商品開発により事業継続しようという事業者を支援するもの。
 
【観光部】
◉「まちづくりプレーヤー発掘・育成支援事業費」、「北陸新幹線まちづくり推進事業費」など、新幹線敦賀開業の気運を盛り上げるとともに、開業を契機に官民連携からさらに民間主導のプレーヤー育成をしていこうというもの。
◉「夜間景観創出事業費」、「つるがの食・味情報発信事業費」など、新たな観光スポット運営やSNSなどとリンクし魅力発信していこうというもの。
 
【建設部】
◉「除雪費」、「道路側溝新設事業費」など、市民生活の利便性向上に欠かせないもの。
◉「定住促進住宅回収等支援事業費」、「移住者・新婚世帯家賃支援事業費」など、住宅支援に関わるもの。
 
【都市整備部】
◉「北陸新幹線駅周辺道路整備事業費」、「北陸新幹線関連公共施設等整備事業費」など新幹線整備に関わるもの。
◉「公共空間利活用推進事業費」、「第2環状ルート検討事業費」など、新たに生まれた国道8号歩行空間の利活用、第2環状道路(市道171号)整備に向けた調査・検討に関わるもの。
【水道部】
◉下水道事業「マンホールカード発行事業費」、「汚水管渠整備事業費」など、下水道への関心を高めることや生活用水域の水質保全及び生活環境改善に関わるもの。
 
10時から始まった分科会は、お昼休憩を挟み、15時35分に終了。
 
分科会長の役職上、自ら質疑することは控え、客観的な視点をもって進行運営に努めましたが、委員の皆さんからの多方面からの質疑により、ポイントを突いた審査となったものと考えます。
 
その後は、17日の予算決算常任委員会での分科会審査報告に向け、副分科会長、議会事務局の担当さんと報告内容の打ち合わせを行い、この日の公務は終了。
 
全体会に引き続き、中身の濃いものとなりました。
 
さて、話しは変わり、この日は県立高校の卒業式。
 
我が家の長男も無事に敦賀高校を卒業しました。
 
コロナ禍で卒業式は、卒業生のみ、保護者の参加も1名、校歌や返事なども無しという、最後までコロナの影響を受けたものとは言え、家に帰って息子の顔を見るとやはりどこか晴れやか。
 
野球部に所属し、良き指導者と素晴らしき仲間に恵まれたこの3年間は、彼にとって一生忘れることのない時間になったと思います。
 
4月からは「敦賀の人を守りたい」との志望動機のもと志願した、地元の「敦賀美方消防組合」にお世話になることとなっています。
 
命を懸ける覚悟で、全身全霊で打ち込まねば決して務まらない厳しい仕事でありますが、それだけ誇りある仕事に就けたことを有り難く、そして意気に感じ、志望した際の志しを忘るることなく春からの健闘を心から期待するところです。
 
最後になりますが、息子が小学校1年生の時から9年間、私が東京に単身赴任していた関係で、より子育てには負担を掛けてしまいましたが、この高校生活においても長女の時から数えれば6年間も早朝からのお弁当づくりなど、日々学校・部活生活サポートしてくれた妻には感謝してもし切れません。
 
そう思えば昨日の卒業式は、妻にとって特に感慨深いものであったのだと思うとともに、この場でも「ありがとう」と伝えたいと思います。
 
これからは、息子と私は「公」の職に就くもの同士。
 
親子の関係だけでなく、春からは「同志」として互いに切磋琢磨しながら、この敦賀のため尽力していきたいと思います。
 

【敦賀高校の卒業証書と野球部監督さんからの表彰状】