選手の躍動感からもらうチカラ

ブログ 敦賀と野球

先週19日、県外往来などの自粛解禁と同時にプロ野球が開幕。
 
贔屓の縦縞は、宿敵相手に気持ちの良い負けっぷりで3連敗スタートとなりました。
 
いつもであれば、やや気持ちも沈むところでありますが、今年は何と言っても待ちに待ったプロ野球。
 
観戦出来ること自体が嬉しく、優しくチームを見守るといった穏やかな心境であります。
 
それにしてもこの無観客試合は寂しいものだと思いきや、何のその。
逆に見応え満載ではありませんか。
 
ピッチャーの投げるボールがミットに納る際の「バチン!」、バッターが打つ時の乾いた「カコン!」、さらにはスタンドにホームランが飛び込んだ際の「ドカン!」など、観客の声援の中では聞こえづらかった様々な音が新鮮であり、プロのスピード感やパワーをより感じることが出来るといった点が醍醐味にも思えるほどです。
 
もうひとつ言えば、ベンチからの声と元気。
 
ヒットが出た際などには、選手もあんなに「よっしゃー!」なんて声を出していたとは。
 
プロであろうが、そこは少年野球さながらの「野球小僧」の集まりと思えてしまうところが何だか嬉しく感じた次第です。
 
つらつらと感想めいたことを書きましたが、これも「これまでの当たり前」に気づいたひとつの例といったところでしょうか。
 
プロ野球は当面、このスタイルでの試合が続くと思われますので、まさに「五感で感じる」楽しさをを満喫したいと思います。
 
もちろん、いつまでも負けて笑ってばかりではいられませんが。。。
 
さて、野球は野球でも、こちらは高校野球。
 
福井県では、以前に独自の大会を7月18日より開催すると正式発表していることを受け、その目標に向け各校球児たちも気持ちを切り替え練習に励んでいるところ。
 
 
長男が所属する敦賀高校も同じく練習を再開し、泥だらけにして帰ってくるユニフォーム姿はやはり嬉しく頼もしいもの。
 
先週土曜日には紅白戦も行われ、保護者の皆さんも感染防止対策を図りながら、選手がグラウンドで駆け回る待ち侘びた姿を見ることが出来たよううです。
 

 
この日、私は労働組合の定期大会と重なってしまったため試合観戦には駆け付けられませんでしたが、保護者のカメラ係りの方が撮影いただいた沢山の写真で大満足、選手の躍動感と笑顔など観戦気分を味わいました。
 
何も気にせずにプレーや観戦が出来るまでには、まだまだ時間が掛かるとは思いますが、こうして少しづつ通常に戻りつつあるとともに、やはり野球のみならずスポーツをする姿からは力をもらえることを大いに実感した週末となりました。
 
新型コロナにより、これまでの「当たり前」は「当たり前ではなかった」ことに気付いた訳でありますので、今後はそういったことひとつ一つに感謝の念を持ち、じっくり味わい、楽しみながら生活していきたいと思います。