追加日程を終え、本日は「12月定例会」最終日

ブログ 敦賀市議会

匿名投稿や拡散性の高さから、どちらかという悪いイメージに思われがちな「X」(旧Twitter)。
 
私もSNSは、Facebook、Instagram、LINE、そしてXと4種類のSNSアカウントで発信をしているところですが、最近は特にXでのやり取りから新たな知識や共感者を得ることが多くなっています。
 
一昨日からのやり取りでは、ある方の「三菱重工、九州電力玄海原子力発電所3、4号機向け 蒸気タービン更新工事を受注。54インチ級最終翼の低圧タービンに換装で、信頼性向上と44インチ級からの出力アップが目的ですね(^。^)」とのポスト(投稿)に私が、「実は、敦賀2号も44インチ翼→54インチ翼への取替実施済みです。設計上、定熱一定運転でGV全開時に定格の109.1%まで出力UP。SCC対策と一体型ローター採用による振動低減対策など、出力のみならず信頼性も大幅にUPですね。※一時、取替計画に携わってました。」とコメントすると、そこから話が発展。
 
「国内4ループプラントでも一番ゴージャスな造りになっている敦賀2号機が再稼働出来ないのは無駄の極地ですので、ぜひ立法の立場から新規制基準の改正(活断層有りで無条件に駄目とするのではなく、暴風等と同等にリスクを評価した上で判断。地震の場合は活断層変位)をお願いします。」との返しから、さらに何度か、原子力規制における地盤審査についてやり取りが続き、最後は私の意見に「いえいえ、正に書かれている通りです。現時点では、断層変位のPRA評価の原子力学会標準も存在しているので、科学に基づく規制を標榜するならば、基準見直しは必須かなと考えます。(暴風に例えると、風速100m/sとのクライテリアがなく、台風が来ない事を只単に証明している状況)」とあり、双方の考えを共有したところです。
 
※最後にあった原子力学会標準は、まえがきのみしか読めませんが、以下リンクをご覧ください。
 
 →原子力学会:『原子力発電所に対する断層変位を起因とした確率論的リスク評価に関する実施基準:2021 (AESJ-SC-RK009:2021)』はこちら
 
とかく「批判」や「炎上」が取り上げられがちですが、私にとっては有用なツールでありますので、今後も注意を払いつつ、このようなつながりを大切に活用する所存です。
 
なお、私の「X」のフォロワーは現在920人。
 
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【やまたけXのトップ画面】
 
さて、先日お伝えしましたよう、国の経済対策に係る補正予算を踏まえた追加議案提出を受け、敦賀市議会では昨日、日程を追加して本会議等を開催。
 
13時からの本会議にて、第81号議案「令和6年度敦賀市一般会計補正予算(第8号)」をはじめ補正予算議案7件、第88号議案「職員等の給与に関する条例等の一部改正の件」、第89号議案「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正の件」の条例改正議案2件の計9件が上程され、予算案は予算決算常任委員会、条例案は総務民生常任委員会に付託。
 
本会議を閉じた後、総務民生常任委員会、予算決算常任委員会を順次開催しました。
 
給与関連の条例改正は人事院勧告等に伴うもの、予算関連は、給与改正による増額補正、国の住民税非課税世帯への給付事業(3万円+子ども加算2万円/人)、国庫補助金を活用した物価高騰対策として、障害・介護サービス施設等の電気代や学校給食の食材代補助、インフラ関係では道路や上下水道の整備など、目的・用途や財源が限られたものであったため、各委員会ともに、質疑件数も少なかったように思います。
 
とはいえ、予算決算常任委員会については、全体会での基本質疑(私は上下水道関連で2件質疑)、分科会審査を経て、再度開かれた全体会にて分科会長報告から討論、採決までを行い、結果、全議案とも「原案のとおり認めるべきもの」と決しました。
 
このように審査を進め、最後の全体会が終わったのが19時過ぎで、本会議開始から約6時間。
 
これを最終日の追加提案扱いにしていたら、何時に終わるか分からなかったことを思えばやはり、日程を追加しての対応は正解であったと振り返った次第です。
 
市役所を出ると、車がほぼ停まっていない駐車場が寂しげでしたが、一夜明け、本日はいよいよ12月定例会最終日。
 

 
昨日の議案を含め、各常任委員長からの審査結果報告から討論、採決まで行います。
 
本会議は10時から。
 
会議の模様は、嶺南ケーブルネットワーク議会チャンネル(ch093)ならびに敦賀市議会インターネット中継にて放映されますので、ぜひご覧いただけますようお願いいたします。