2025年3月20日
議員定数「2名削減」の要望書が提出される
今日は、国民の祝日「春分の日」。
天皇皇后両陛下が常に国民の幸せを祈って執りおこなう祭儀である、宮中祭祀「春季皇霊祭」に由来するとあり、「自然のあらゆる生命が若々しく盛り上がる時」として、戦後に国民の祝日として採用されたもの。
この祝日を合図に、天気予報では明日以降グっと気温も上がるようですので、いよいよ訪れる春を楽しみに過ごしたいと思います。
また同じ春でも、こちらは「球春到来」。
メジャーリーグが日本でも開幕し、連日ドジャースvsカブス戦を観戦された方も多いかと存じますが、「球春」の風物詩といえばやはり選抜高校野球。
18日に開幕した第97回選抜高校野球大会は昨日、北信越代表で5年連続12度目出場の敦賀気比が、近畿代表で初出場の滋賀短大付を15―0で下し2回戦に進出しました。
次の対戦相手は、連覇を狙う健大高崎高校となりますが、敦賀気比も選抜優勝経験高。
地元代表として、元気でハツラツとしたプレーと勝利を期待する次第です。
一方、昨日、敦賀市議会を訪れたのは敦賀市区長連合会の皆様。
「議員定数の削減に関する要望書」を提出されるとのことで、中野議長と私とで対応したところです。
要望書提出に関しては、経過も含め、今朝の福井新聞に記事が掲載されていましたので、以下引用いたします。
<以下、記事引用>
敦賀市区長連合会は19日、議員定数の削減に関する要望書を市会に提出した。今後の人口減少や市の厳しい財政状況を踏まえ、現行の定数22から20に減らすことを求めている。
同連合会は2016年と19年に定数削減に関する要望者、21年には請願を敦賀市会に提出している。市会はは21年12月に定数24を2削減して22とする条例改正案を可決した。23年4月の前回市議選は24人が立候補して選挙戦となった。
同連合会の中村健之輔会長、森越優、松本好雄両副会長が市役所を訪れ、中野史生議長に要望書を提出した。中村会長は、全国の人口6万人台の市において議員定数の平均が20であると指摘し「区長連合会としては16年から定数20への削減を要望している。現在の22はあくまで通過点」と強調。森越副会長は「超が付くほどの人口減少社会の中、時代に沿った形で定数を考えいくことは議会の努めではないか」と述べた。
中野議長は「議会運営委員会か各派代表者会議で検討していきたい」と答えた。
2月1日時点の敦賀市の人口は6万1513人。県内他市の議員定数は、坂井市(人口8万5826人)が24、鯖江市(同6万7259人)が20、越前市(同7万8584人)が22。越前市では、市目治連合会が1月、陳述書を市会に提出し、定数20に減らすことを検討するよう提案している。
<引用終わり>
【提出された要望書】
私自身、21年の請願提出時は紹介議員になった立場でしたが、その際提出された請願書の項目には「検討の結果の議員数については、判断を尊重したいと考えます」(即ち、削減する人数は議会に委ねる)とあり、結果して2名減の「22名」とし定数条例の改正を行ったことで、貴会としての願意は達成されていたのではないか等、今回は副議長の立場として、要望を承るにあたっての趣旨や考え方をお伺いした次第です。
なお、同連合会として、前回の請願は「通過点」であったことは前述のとおり。
立場上、これ以上軽々に意見を述べることは控えますが、前期の議会運営委員会(議長からの諮問を受け)でかなりの議論をし、敦賀市議会議会としては、委員会中心主義の観点から、熟議するためには1委員会7人(正副委員長を除くと5名)が必要としたうえで、議員定数を定める「明確な基準」を「7人/委員会×3委員会+議長=22名」と決めたもの。
現時点で今後の取扱いは何も決まっておりませんが、議会に敬意を表していただいた上での要望書。
いずれにしても真摯かつ慎重に対応することになろうかと存じます。