自分や大切な人の健康を祈る「小寒」

ブログ 人生観

最大9連休となった年末年始。
 
年末の帰省ラッシュから、今度はUターンがピークを迎え、JR西日本によると、4日の敦賀発東京行き北陸新幹線の指定席は始発から全便が予約でほぼ埋まったほか、金沢または敦賀発の「はくたか」9本のうち5本で自由席乗車率が100%を超えた(同日午後4時現在)とのこと。
 
北陸新幹線敦賀開業から初めて迎える年末年始でしたが、ふる里で過ごした家族や友人との時間、或いは郷土料理やおふくろの味で感じた優しさや癒し、また迎える側も同じく、子や孫の成長を喜び、エールを寄せるなど、様々な思いを乗せて走る新幹線。
 
言わば、北陸新幹線に乗るとふる里を思い出す。
 
単に高速交通網としての乗り物としてではなく、これからは皆さんの思い出と新幹線が紐づくことになるんだなぁと、感慨深く思った次第です。
 
さて、連休最後の今日からは、二十四節気の「小寒」に入ります。
 
小寒とは文字どおり「寒さがまだ小さい」という意味を表す言葉であり、小寒の初日を「寒の入り」というように、冬の冷え込みが徐々に厳しくなってくる季節。
 
なお、一年のなかで寒さがもっとも厳しくなる次の節気「大寒」とをあわせた約30日間は「寒の内」と呼ばれます。
 
小寒の時期には寒中見舞いを送り、七草粥や小豆粥を食べて、自分や大切な人の健康を祈りながら過ごすのが風習だそうで、ひとつでも生活に取り入れることで、季節を感じてみてはいかがでしょうか。
 
自分はといえば、寒さに負けじと年明けから再開したのがランニング(ジョギング)。
 
50歳を過ぎて、健康管理のためと言えば聞こえは良いのですが、理由は「ふっくら」してきた顔や身体を絞るため。
 
「健全な精神は健全な身体に宿る」とも言うとおり、身体を動かすと気持ちもスッキリするもの。
 

【昨日は小雨降るなか「カッパRun」。野坂の麓から敦賀湾方面を見る。】
 
これで「3日坊主」は過ぎましたが、自分を律するというストイックな目的だけでは辛いもの。
 
小寒、大寒もさることながら、自然の中で身体を動かすことで、二十四節気の季節の移り変わりを感じ、楽しみながら、まずはこの一年続けていきたいと思います。
 
皆様方におかれましては今後、私の容姿に変化があれば「効果あり」、なければ「叱咤」の声を掛けていただければ幸いです。