米政策「9年越しの宿題」回答やいかに 〜衆院農林水産委員会で玉木代表が小泉大臣に問う〜

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早速ではありますが、昨日のブログで「注目の」と書きましたので、本日はまずその結果をご紹介したいと思います。
 
小泉進次郎農水大臣と国民民主党の玉木代表が「9年前」に、日本農業新聞の対談で「米政策」について語り合ったことを振り返り、玉木代表曰く、「9年越しの宿題を聞いてみたい」と臨んだ、昨日の衆議院農林水産委員会。
 
ライブでは観れませんでしたが、後追いで録画版を確認したところ。
 
質問時間は、約25分間であったものの、大臣、代表ともにほとんど原稿を見ることなく議論し合う、見応えのあるものでした。
 
実際のやり取りに関しては、主要な部分をいくつか抜き出しましたので、以下ご覧ください。
 
玉木代表
やっぱり将来ひょっとしたらやっぱり海外の米がいっぱい入ってきて、それをきっかけにまた国内産米が下がっちゃうんじゃないのかという心配があると思うので、何が言いたいかというと、海外から入ってくる、そこを一つ頼るのも一つかもしれませんけども、農政の王道は、国内でちゃんと生産できるようにして、安定的な主食たる米の供給に政治が国家が責任持つことだと思うんですよ。そのために必要な財源を確保すること。これが農水省なり財務当局に求められる、私は今責任だと思ってるんですね。このことをまず申し上げておきたいと思います。
 
玉木代表
農林水産大臣として、トータルとしての米の値段ですね、今4300円ぐらいになってる値段を、大臣としてはどれぐらいに持っていくつもりで、今取り組んでおられるのか。適正価格との関係でも教えていただければと思います。
 
小泉大臣
もちろん1番いいのは、4000円であっても消費者の皆さんが不安なく買えるような、日本の経済につくっていくこと、これが間違いなく大事なことです。玉木代表がおっしゃるような、生産者の皆さんも安心して営農が続けていけるような、適正な水準というものが、しっかりと冷静に消費者の皆さんも含めて議論できる、そんな環境をつくる上で、やはりまず今は下げていかなければいけないと、そんなふうに考えております。
 
小泉大臣
私はそのこと(総理発言)を受けまして、今、4200円のものを、総理がおっしゃる3000円台、こういったところに落ちつかせていくためには、3000円のものを入れて、3000円台になるとは思えません。この備蓄米で2000円、そしてこれから1800円、こういった形で、棚に届けていくことによって、今の状況を冷静になって、消費者の皆さんの行動も、促していくような環境をつくれたらと思います
 
玉木代表
3500円ぐらいがですね、一つは、今のことだけを言うと、少なくとも最低限それぐらいにならないと、2000円台だときついと思いますね。だから、2000円にするということで、何かその銘柄米も含めて引下げようというメッセージを私は余り出されないほうがいいんではないかなというふうに思います
 
(昨日ブログに記載した「9年越しの宿題」を問われ)
 
小泉大臣
今後、総理ともよくお話をしながら、令和9年に向けて米政策も変えていこうと。こういった中で、先ほど申し上げたとおり、様々な課題をテーブルにのせて、与野党の皆さんとも垣根を越えて議論をしなければいけないと申し上げたとおり、やっていくべきことがあると思いますので、まず目の前この米の価格を落ちつかせて、そして今御指摘の、中長期でこれからどのような米政策に転換をしていくべきなのか、ここは、これからも、重要な課題として取り組ませていただければと思います
 
玉木代表
生産者はこれまで大規模とか効率化とかで頑張ってきました。消費者もある意味、その供給を絞るという形で、高い生産物を買うということで、消費者も協力してくれてるので、生産者も消費者もこれ頑張ってたんですよ。頑張ってないのは国だけなんですよ。だから、新しい制度をつくって双方の努力をしっかり補うような国の努力をですね、今こそやることが、安いお米を届ける。でも再生産可能所得を保障する。このトレードオフを解消する唯一の道だと思いますので、大臣のリーダーシップを期待申し上げて質問を終わりたいと思います。
 
主なやり取りは以上。
 
なお、やり取りの全文は以下にリンクします「TBS NEWS DIG」、映像はYouTube「たまきチャンネル」よりご覧いただければ幸いです。
 
 →TBS NEWS DIG「2025年5月28日 衆議院農林水産委員会 小泉農水大臣と国民民主党・玉木代表のやりとり全文」はこちら
 
 →たまきチャンネル「農林水産委員会 小泉農水大臣にたまき雄一郎が問う どこから備蓄米を調達?」はこちら

 
「令和の米騒動」の言葉が一人歩きし、米の価格を下げることばかり焦点化されますが、異例中の異例の措置である「備蓄米放出」をやらざるを得なくなった背景や根本原因はどこにあるのか、小泉大臣との「9年越し」に及ばず、これまでの政策を振り返り、これからの日本の米政策をどうすべきか語るお二人の議論は大変勉強になった次第。
 
エネルギーと同様、米をはじめ食料の「自給率」を上げることは、まさに「自分の国は自分で守る」に直結することであり、引き続きこの議論、政策の動向をウォッチしていく所存です。
 
さて、快晴の昨日は、水曜恒例の名子での辻立ちからスタート。
 
活動している約40分間に2、3回、「しかしイイ景色やなー」と口にした風景はこちら。
 

【名子のヨットハーバー前から望む敦賀湾】
 
朝日が照り返る敦賀湾は美しく、釣り船がゆっくりと進む郷土の風景に心癒されました。
 
また、辻立ちでは、ご通行中の皆様からお手振りや会釈などいただき感謝。
 
今年は参院選もあり、別の意味で“アツい”夏がやってきますが、こうして頂戴する応援の声を力に変え、引き続き頑張ってまいります。