2024年6月23日
第46回 原電エンジニアリング労組定期大会
今冬降った雪が少ないうえ、梅雨もなければこの夏は渇水になるのではと危惧していたところ、気象庁は22日、中国地方と北陸が梅雨入りしたとみられると発表しました。
北陸は平年より11日、昨年より13日遅い梅雨入りとなりましたが、早速今日から明日に掛けては、梅雨前線が接近する影響から、北陸地方では警報級の大雨となる所がある見通しとなっており、留意が必要な状況。
また、天気予報を見るに、この先10日間は「晴れマーク」なし。
気が滅入る方もいらっしゃるかと思いますが、先の渇水リスクにあるよう、作物にとっても人間にとっても梅雨は必要であり、この時期の主役「紫陽花」がイキイキと咲く姿を楽しむ余裕をもって過ごしたいものですね。
【“きゅう”との散歩道に咲く紫陽花にも「待ってました」の梅雨がやってきました(写真は6月16日撮影)】
さて、前置きが長くなりましたが、昨日は東京神田で開催された「第46回 原電エンジニアリング労組定期大会」に来賓としてお招きいただきました。
原電労組とともに、日本原子力発電関連企業労働組合総連合(原電総連)を構成する同労組は、日頃より活動をともにする仲間であり、私の活動を支えていただいている心強き存在。
途中、組織の再編なども経験しつつ迎えた46回目の定期大会には、原電総連から柳井事務局長、組織内議員として寺門さだのり東海村議会議員、そして私の3名が来賓として出席。
それぞれ、挨拶の時間を頂戴しました。
私の方からは、日頃のご支援に対する感謝を述べた上で、「歴史の転換点」北陸新幹線開業を迎えた後の敦賀の現況に加え、原子力の長期停止が続く中にあっても、敦賀市の経済政策の基本的考えは「原子力を基軸とした産業の副軸化」であることを紹介。
また、物価やエネルギー価格高騰対策における政府(税を取って配る補助金方式)と国民民主党(再エネ賦課金など、取って配るくらいなら徴収しない)の政策の違いなどを例に、持続的な賃上げはもとより、30年に亘り停滞する日本を変えていくためには政治(政策)を変えることが必要不可欠であり、そのためには一層政治に関心を持っていただくことが重要とお願いした次第です。
結びには、原電エンジニアリング労組の今後益々の発展と、私自身、皆さんの代表として政治の場で取組むことをお誓い申し上げ挨拶を終えましたが、労組役員時代と同様「活動の原点は職場の声にあり」の考えのもと、皆さんとは引き続き、連携を図ってまいります。
【挨拶の様子】
大会会場を退室した後は、せっかくの機会と、東京で働く長女と待ち合わせ、暫し時間をともにし敦賀に戻りましたが、まちを歩くと東京都知事選のポスター掲示板が。
【スカスカの東京都知事選ポスター掲示板(品川駅前にて)】
新聞やネットでは、同じ顔が並ぶポスターや裸同然の女性の写真など、何かと物議を醸していますが、この品川駅前の掲示板はご覧のとおりスカスカ。
地方議会の選挙でポスターを貼っていない候補者は「やる気がない」と見られるのが常(もちろん、貼る貼らないは自由)ですが、東京は関係ないようですね。
いずれにしても、政治は「信なくば立たず」。
この言葉を肝に銘じ、今後も活動にあたる所存です。