2025年4月8日
第27回参議院議員通常選挙(福井選挙区)に国民民主党として「山中俊祐」氏の擁立を正式発表!
4月5日付の福井新聞1面に、「参院選福井 国民(民主党)、山中氏を擁立へ 国政選挙で県内初」とのタイトルで記事が掲載された際、党としての最終決定ならびに正式な発表は7日(月)に行う記者会見であり、詳細に触れるのはその後にしたいとお伝えしていたところ。
そうしたなか、国民民主党福井県連では昨日、9時30分より福井県庁にて記者会見を開き、第27回参議院議員通常選挙の福井選挙区に「山中俊祐」氏(41歳・新人)を擁立することを正式に発表しました。
この会見に、私は県連所属議員の一員として、会見の準備や運営のため同席し、一部始終を見守った次第。
注目の高さからか、会見室には多くの報道関係者にお集まりいただき、緊張感漂うなか、山中俊佑(以下「しゅんすけ」と称します)氏からは、出馬に至ったご自身の考えについて、以下のように述べられました。
【会見に臨む、山中しゅんすけ氏(写真中央)】
<以下、山中しゅんすけ氏の発言>
皆様おはようございます。
私は今、福井大学で救急医として働いている山中しゅんすけと申します。よろしくお願いします。
まず最初に、私が立候補に至った動機についてお話します。
今、川畑幹事長が紹介してくださったとおり、私は18歳で福井大学に入学して以来、卒業後は主に福井を拠点に活動してきました。
現在は、救急専門医として働く傍ら、総合診療科医としての勤務を地域の病院でしております。
また、子どもも6人おり、非常に楽しく、充実した生活をしています。
しかし、ずっと気になったことがありました。それは、過去30年の世界最低レベルの(日本の)経済成長率の低さです。私も幸い数年間の海外生活の経験がありますけども、ここでは日本の古来の精神的な豊かさや世界からの信頼感など、日本の良さは実感できました。
しかし、それよりもさらに痛感したのは日本経済の衰退です。
私はカナダのトロントやバンクーバーに、大学の補助を得て2年間留学してきましたが、そこの1か月の家賃はなんと25万円から30万円以上と、普通の日本人の所得では到底生活できないといった水準でした。
今後も相も変わらず続く、政党同士の争いや本質的ではない政治の状況を鑑み、私は、6人の子どもが、将来僕と同じ40歳になった時に、果たして本当に豊かな今の日本が残せるのかどうか疑問に感じ始めました。
正直申し上げますと、今まで私は、職場や家庭内で、安全で快適な環境から政府批判を繰り返し、それである種の満足感は得ていたと思います。しかし、今申し上げましたとおり、過去30年間の低い低い経済成長が続くなら、次の30年、子どもたちが僕と同じ年代になった時、必ず日本は衰退し、もしかすると、私の6人の子どもの多くは、海外に出稼ぎに行かなければいけないような時代が来ると、予想というか、確信をしています。
今の立場を続けることは魅力的で安定的ですけども、日本が必ず衰退すると知りながらも、同じ生活をすることは、子どもたちや次の世代に対しての裏切りではないかと感じる日々が続いてきました。そのような中、国民民主党の政策に同意し、何とかして日本を好転させたい。その強い思いから、2年半前に(国民民主党に)応募をしたのが私の政治家としての始まりでした。
まだまだ未熟者ですけれども、一緒に日本を支えていきたいと思っています。
よろしくお願いします.
【多くの報道陣が詰めかけた会見の様子(福井県庁6階 記者会見室)】
会見はこの後、記者からのご質問に答える形で進みましたが、今選挙における争点や国民民主党から出馬する理由、掲げる政策、原子力に対する考え方などの多くの質問に対し、ご自身の考えを落ち着いて、丁寧に述べられる姿を頼もしく見守った次第です。
なお、福井県選挙区の候補予定者として注目される「原子力」に対しては、第7次エネルギー基本計画をすべて読まれた上で、既設の原子力発電所の早期再稼働はもとより、リプレース(建替え)は必要と明言されており、私と考えの波長が合致していることを、併せてお伝えいたします。
また、ご参考まで、山中氏のプロフィール等に関しては、会見で配布した資料を掲載しますので、以下お読み取りください。
【市立敦賀病院での勤務経験があるとのこと】
擁立に至るまで、私も何度も山中氏とお会いしていますが、一言で言えば「静かなる闘志を燃やすナイスガイ」である一方、救急医をしながら、奥さんと一緒に6人の子どもを育てる「やさしいお父さん」。
礼儀正しく、いつも穏やかで、ひと回り年上の私が見習わなくてはならないような人物であります。
こうして会見を終え、ホッとする間もなく、いよいよこれからが本格的活動スタート。
昨秋の衆院選(福井選挙区計)で前回比2.6倍の比例票を獲得している国民民主党として、有権者の皆様の選択肢となるよう活動してまいる所存です。
衆参を通じ、国民民主党福井県連として選挙区の候補者を擁立するのは初となりますが、わが党にご期待いただいている皆様の思いをしかと受け止め、私自身も支持の拡大に全力を尽くす所存です。
【会見後、山中しゅんすけ氏とツーショット。さぁ福井から日本を変えよう!】