秋の日はつるべ落とし 〜交通事故発生のリスクが高まる時期です〜

ブログ 防犯/防災

公職選挙法の定めにより、衆院選期間中は個人の政治活動をやめていましたが、月曜の街頭活動より再開。
 
昨日は水曜恒例の名子での辻立ちからスタートしました。
 
活動中、通行されるお車からは、選挙の結果からか、笑顔でガッツポーズ(やったな!的な)してくれる方もいて、改めて国民民主党に対する期待を感じたところです。
 
なお、いつもは相方1人のところ昨日はもう1名にもお手伝いいただきました。
 
早朝からのご協力に加え、写真まで撮っていただき感謝した次第です。
 

【辻立ち挨拶の様子】
 
さて、日中は気持ちの良い青空が広がるところですが、この季節を表す言葉に「秋の日はつるべ落とし」ということわざがあります。
 
これは、秋の日の沈み方が早くなる様子を、井戸の水を汲むための「つるべ」が井戸に落ちるようにたとえたことわざですが、秋は日没の時刻が早まるだけでなく、その後の薄明の時間も短くなり、最近では17時過ぎには日が沈んで間もなく真っ暗になることからもお分かりのことと存じます。
 
こうした環境において発生リスクが高まるのが「交通事故」。
 
福井県警察がまとめた過去5年の10月から12月までの交通死亡事故の特徴(以下参照)によれば、ことわざにある期間の発生が顕著であることが分かります。
 


【福井県警察ホームページ 交通安全(事故分析)より引用】
 
そうした中、昨日は敦賀市・敦賀市交通安全対策協議会主催の「秋の交通安全市民大会」がプラザ萬象大ホールで開催されました。
 
「市民一人ひとりが交通社会の一員であることを自覚し、市民総参加で交通安全意識高揚と交通マナーの向上に努めることにより、交通事故防止を図る」との大会趣旨のもと、同協議会構成団体を中心に多くの方々が参加。
 
大会では、主催者を代表して米澤敦賀市長(大会長)、顧問の敦賀警察署長、続いて来賓として敦賀市議会を代表し、私の方から挨拶させていただいた次第です。
 

【議長に代わってご挨拶。日頃の交通事故防止に向けたご尽力に感謝申し上げました。】
 
その後は、交通安全功労者・団体、交通安全標語コンクール優秀作品、小中学生交通安全ポスターコンクール優秀作品それぞれの表彰が行われたほか、大会宣言を皆で確認し合い、式典を終えた次第です。
 
また、第2部では福井県防災安全部県民安全課より「自転車の安全で適正な利用」と題し、11月1日に改正される道路交通法(自転車の運転中スマホや酒気帯び及び幇助などに関わる罰則規定)についての講義、敦賀警察署交通課及び敦賀地域交通安全活動推進委員協議会のメンバーによる寸劇が行われました。
 
なお、講義にあった中で、今年に入ってから福井県で発生した交通事故20件の特徴として以下のように紹介がありました。
 
◉高齢者の割合が高い(20件中16件)。
◉20件中13件が交通弱者で発生。自転車5件(前年比+5件)、歩行者8件(同+5件)。
◉亡くなった歩行者のほとんどが道路横断中(7件中6件)。
◉亡くなった自転車乗用者すべてがヘルメット非着用。
 
前述の過去5年統計と合わせ、こうした特徴に留意をした上で一人ひとりが対策を講じることが肝要と思いますので、このブログをご覧の皆様におかれましては十分ご注意いただけますようお願いいたします。
 
「秋の日はつるべ落とし」
 
交通事故撲滅に向け、秋の夕方には危険が潜んでいることを地域や職場等で、より広くお声掛けいただければ幸いです。