2024年12月30日
永久に「交通事故戦場」であることに変わりなし
韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日、旅客機が着陸に失敗した事故で、乗員乗客181人のうち、179人が死亡、乗務員2人は救助されました。
朝鮮日報によれば、事故が起きたチェジュ航空2216便には乗客175人、乗員6人の計181人が乗っており、うち韓国人が173人、タイ人が2人。
韓国で起きた飛行機事故としては、これまでの最大の死者数は1993年に起きたアシアナ航空墜落事故の66人であり、過去最悪の犠牲者数となったとも。
年末年始を故郷で迎えようと移動されていた方が大半ではと察するところであり、突如として命を奪われた方々、これを迎えるはずであったご家族を思うと、その無念たるや計り知れないもの。
お亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、奇跡的に助かったお二方の早期回復を願い、お見舞い申し上げます。
さて、このように、いつどこで誰でも遭う可能性がある「事故」。
この世に「ゼロリスク」はないことから、常にリスクと背中合わせで生きていることを改めて認識するところ。
ただし、社会や企業、個人でできることは「リスクの低減」であり、各方面では事故防止に向け、設備的なハード対策や人的なソフト対策などを講じてきています。
車社会の地方にとっては、生活する上で最も身近にあるリスクといえば「交通事故」かと存じますが、先般これに関し、私のもとに封書が1通届きました。
差出人名はありませんでしたが、この方にはまず、日頃より私のブログをご覧いただいていることを嬉しく思うとともに、リアクションまでいただいたことに感謝申し上げます。
【自宅に届いた封書】
封書の内容は、2024年12月11日のブログに掲載した「※岡山松陵線の押しボタン式信号設置」に関して。
※岡山松陵線・・・日本海さかな街の交差点から粟野交番まで抜ける若葉町の道路
なお、以下に当該ブログをリンクしますので、併せてご覧ください。
→2024年12月11日ブログ「『ゆっくり走ろう 雪のふる里 北陸路』 〜年末の交通安全県民運動実施中〜」はこちら
お便りでは、これまで信号機が設置されていなかったことに対し、福井県警察ホームページの「信号機設置の指針」を添付いただき、とりわけピーク時1時間当たりの自動車等往復交通量が原則として「300台」以上あることの条件に合致しないのであれば、信号機を設置するほど危険な場所ではないと判断されていたのではないか。
その上で、勘違いしていまいがちですが、現実的に信号機を設置しても、設置場所での交通事故発生が皆無にならない。
つまりは、歩行者の事故は減少するが、赤信号で停止中での追突事故の発生率は高まるとし、現実はこの場所も永久に交通事故戦場に変わりはないことを改めて認識していただきたいとありました。
その方は、いつも赤信号で停止する際に追突事故被害防止策として、停止している前車と少し距離をあけて停止することを心掛け、停止中は常時ルームミラーとサイドミラーで後続車を注視しているとのことでした。
ご指摘いただいたうえ、対応策までご教授いただきありがたく思いましたが、仰ることはその通りであり、広くお伝えしたいと本日ご紹介した次第です。
「知って行わざるは知らぬことと同じなり」
「知行合一」の言葉にあるよう、私自身、これを実践し、少しでも事故リスクを低減する所存です。
実はこの方、今年の8月にも「甲子園の切手」を貼った封筒でお便りをいただきました。
→2024年8月28日ブログ「一通のお便りと甲子園球場の切手」はこちら
差出人の方への気持ちは先に述べた通りでありますが、こうして重ねて連絡いただいたことに心より感謝申し上げます。
また気になる点がありましたら遠慮なく連絡ください。