2024年12月27日
民社の理念「自由・公正・友愛」の精神絶やすことなかれ
年の瀬に悲しい知らせ。
敦賀市議会議員(4期)、福井県議会議員(1期)を務められた安居喜義(やすいきよし)さんが昨日、逝去されました。
享年79歳。
市議時代は東洋紡労組、県議では連合福井の推薦を受け、働く者の立場から政治の場でご活躍され、晩年は地元で農作業などに勤しまれていました。
私と安居さんとの関係については、父が東洋紡労組の役員であったことや、私自身、安居さんが議員時代にちょうど、嶺南地区友愛会(その後解散)事務局長や原電総連敦賀総支部長、連合福井嶺南地域協議会(当時は敦賀美方地域協議会)の役員を務めていたことから、様々な場で近しくお話しさせていただき、多くのご指導を賜ったところ。
議員になってからは礼を欠いてしまい、小河のご自宅には選挙前しかお伺いできませんでしたが、お会いするといつも笑顔で、「山本君、元気に頑張っとるか」とお声掛けいただいたことを思い出します。
こうして80歳を前に逝去されたことは誠に残念でなりませんが、生前を偲ぶとともに、市政、県政発展にご尽力いただいたことへの心からの敬意と感謝を込めて、哀悼の意を表する次第です。
安居さん、今まで本当にありがとうございました。
安らかにお眠りください。
さて、世間一般的には本日、仕事納め(役所関係は御用納め)。
一昨日は、西浦(名子)で今年最後となる辻立ちを行いましたが、その日は気温4℃ながら、久々に青空が広がる天気のもと、年末のご挨拶の気持ちを込めて活動したところ。
【今年最後の辻立ちに思いを込めて】
この日の相方からは、「今年のラストが僕で良かったです!」と嬉しい言葉もいただきましたが、今年も一年、毎週一緒に立ち続けてくれた仲間の皆さんに感謝した次第です。
改めて、労組の仲間を思えば、先の安居喜義さん、故山根徳男さん(元県議、同じく東洋紡労組)は、旧同盟・旧友愛系の労組出身で、政治の場においては民社の系を継がれた方。
敦賀ではいま、その血を汲むものは私しかいませんが、ここで民社の系を絶やす訳にはいきません。
民社の理念である「自由・公正・友愛」の精神に基づき、建設的かつ現実的な政策実現を通じて、平和で豊かな国づくり、地域づくりを目指すとともに、理念を共有する仲間を一人でも増やす。
そんな思いを誓う、仕事納めの日の朝。
【一昨日朝の景色。安居さん安からに。合掌。】