2024年7月7日
東京から「ふるさと敦賀」へのエールに感謝
議会運営委員会の視察を終えて敦賀に帰ったところでしたが、昨日は「東京敦賀人会 第51回総会・懇親会」にお招きいただき上京。
「東京敦賀人会」とは、会員相互の親睦と郷土との交流並びに郷土の発展に寄与することを目的として1970年に設立され、福井県敦賀市及び美浜町を中心とする郷土出身者および郷土にゆかりのある、東京圏在住者が集い活動している団体。
ホームページでは「東京敦賀人(トウキョウツルガビト)」と表記をし、「ツルガノミリョク」として以下のように記されていました。
なんでも簡単に手に入り
便利になった世の中で、
人間らしく生き、つながりを感じられる場所が、
いま、求められています。
いにしえの時代から
世界の港町として栄えた敦賀。
半径10km圏内に日本の豊かさ
すべてが詰まった敦賀の魅力を
紹介していきます。
→「東京敦賀人会」のホームページはこちらから
このように、敦賀を離れても、郷土を思い、東京の地から応援していただいている存在であり、毎年行われるこの総会には、敦賀市長、美浜町長、そして敦賀市議会議長にお声掛けていただいているところ。
東京千代田区神田錦町にある学士会館で開催された総会ではまず、有馬浩史代表理事からの開会挨拶に続き、役員改選などの議事が進められ、その後、来賓として米澤光治敦賀市長、私、西村正樹美浜町長の順でご挨拶の機会を頂戴しました。
中野議長に代わり出席した私からはまず、同会会員各位の多方面でのご活躍に敬意を表するとともに、日頃より「ふるさと敦賀」に対し、ご助言とお力添えをいただいてることに感謝を申し上げました。
また、歴史の転換点となる北陸新幹線敦賀開業から約3ヶ月半が経過し、賑わいや路線価上昇に現れる経済効果や期待感などに触れ、開業効果から新幹線効果へと、持続的な発展に向け市議会としても尽力すること、東京敦賀人会の皆様には、豊富な経験と知識のもと、引き続きのご指導とお力添えを賜りますようお願いした次第です。
【僭越ながら、私の方から敦賀市議会を代表してお祝いと感謝の言葉をお伝えしました】
なお、テーブルにつくと、偶然にも3人の同級生と再会。
それぞれ、中学校から高校からと付き合いの長さは異なるものの、お互いの近況を話し合うなど、自身にとって大変感慨深い時間となりました。
懇親会の場では、福井県東京事務所長様からのご挨拶や、歓談中は敦賀を懐かしむ写真の紹介や前田建設工業からの「金ヶ崎プロジェクト」の紹介などがあり、趣向を凝らして準備されたことが伺えたところです。
こうして総会・懇親会を終え、会場を後にしましたが、公務で出席したとはいえ、合わせて「私」の方でもありがたい機会を頂戴したことに感謝した次第。
東京敦賀人会の今後ますますのご発展と会員各位のご多幸とご健勝、さらなるご活躍を祈念いたします。
と、ここまでは順調でしたが、東京駅から帰路につくと、予定していた帰りの東海道新幹線が静岡ー掛川間の停電発生により何と約2時間遅れ。
東海道から北陸新幹線に切替え、影響は最小限で済みましたが、このような非常時に代替路線があることのありがたさを実感しました。
国土軸形成上、敦賀以西の小浜ー京都ルートもまさに、そうした機能を有することになるものと確信すると同時に、以西への延伸は即ち、敦賀が「通過駅」になることを意味するものであり、これを睨んだまちづくりをどのように進めていくか。
いま政治に携わる者としての責任を感じつつ、帰敦した次第です。
【ダイヤ大幅乱れでごった返す東京駅から脱し、北陸新幹線の車窓から眺める風景は穏やかでした(富山県魚津市〜滑川あたり)】