本日より令和6年第3回(9月)敦賀市議会定例会

ブログ 敦賀市議会

9月3日のことになりますが、東北電力の女川原子力発電所2号機(BWR、82万5千キロワット)で燃料装荷を開始。
 
同日に原子力規制委員会から、燃料装荷に必要な試験使用承認書が交付されたことを受け、午後3時に開始した燃料装荷は、1週間程度を掛けて完了させる見込み。
 
同2号機での燃料装荷作業は2011年2月以来13年7カ月ぶりとのことで、プロセスが順調に進めば、BWR(沸騰水型)として東日本大震災以降初めての再稼働となります。
 
これに関するNHKのネットニュースを見ると、まずタイトルに “原子炉に核燃料入れる作業開始”とあり、なぜ正しい用語「燃料装荷」を使わないのか。
 
また、結びには、「女川原発2号機は、核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が起きた東京電力 福島第一原発と同じ、BWR=「沸騰水型」と呼ばれる型の原子炉で、再稼働すれば東日本大震災のあと初めてとなります。」とあり、ここでも敢えて「メルトダウン」を用い、福島第一原子力発電所事故とリンクさせるような報道をする意図は何なのかと、一人で憤るところです。
 
女川原子力発電所は元々高台に設置されていることもあり、東日本大震災の際にも安全に停止したうえ、周辺住民を敷地内に避難させたプラントです。
 
これほど電力需給がひっ迫し、国民負担や経済活動への支障となっていることからすれば、とりわけ東日本のベースロード電源が確保されることは何より歓迎すべきことであり、東北電力がホームページのコメントで「当社としては、引き続き、安全確保を最優先に、一つひとつのプロセスにしっかりと対応するとともに、地域の皆さまに当社の取り組みを丁寧にお伝えしながら、再稼働に向けて全力で取り組んでまいります。」とあるよう、私としても再稼働に向けた今後の着実な工程進捗を見守り、応援する次第です。
 
さて、敦賀まつりが終わり、秋の気配とともに始まるのが、令和6年第3回(9月)敦賀市議会定例会(以下、9月議会)。
 
8月31日のブログで、ちょうど1週間前の告示日に開催された議会運営員会のことを書きましたが、理事者からの提出議案に加え、本日の開会日には議員提出議案(B議案)「敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」が提出される予定となっており、これらについて慎重審査、審議に臨むところ。
 
また、9月議会は前年度決算審査があることから、会期日程も10月9日までの34日間とやや長丁場になっておりますが、気を引き締め、副議長として公平公正はもちろんのこと、円滑な議会運営に努める所存です。
 
なお、議会の模様は①嶺南ケーブルネットワーク(RCN)議会チャンネル(ch093)、②敦賀市議会インターネット中継、③議場傍聴など、様々な媒体でご視聴が可能ですので、ぜひご覧いただけますようお願いいたします。
 

【↑過去の本会議はもとより、議員一覧からの選択、用語での検索も可能となっていますので、ぜひご利用いただければと。】
 
傍聴は本会議のみならず、もちろん常任委員会・特別委員会も可能です。
 
「委員会中心主義」とする敦賀市議会としては、委員会での質疑や討論もご覧いただければと思いますので、こちらもどうぞご遠慮なくお越しいただきたく存じます。
 
本日は、8時40分からの議会運営員会に始まり、9時30分より全員協議会、10時に本会議開会となります。
 
一人でも多くの方に関心をもって注視いただければ幸いです。