明日は「ギャンブル依存症セミナーin福井」 〜相談はすぐにでも「家族の会」へ〜

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新聞記事にて、「そんなことになっているのか」と驚いたのは「スマホゲーム」。
 
「スマホゲーム」といえば、新型コロナ禍の中国で、ゲーム中毒の子どもの増加が社会問題となった際、人気ゲームが名指しで「精神のアヘン」「電子毒物」と批判されていたことを思い出しますが、根本にある問題は「依存と課金」。
 
驚いたのはここからの日本の話で、国民生活センターが今年3月、全国の消費生活センターなどに寄せられた未成年の契約に関する相談の調査結果の公表によると、インターネットゲームに関する相談が依然多く、令和5年度は、ゲームに関する1件あたりの相談支払額の平均は小学生で10万円、高校生で20万円を超え、特に支払額の高額化は顕著で、深刻度は高まっているといえるとのこと。
 
また、ネットゲームを含むすべての相談のうち、5年度に小学生が関わった事案の約8割でクレジットカードや携帯会社を通じたキャリア決済などが用いられていた。
 
小学生のカードの所有は考えにくく、保護者ら身近な大人のカードを無断で使っていたケースが大半と推察され、キャッシュレス化が著しく進む中、「現金の重み」を知らない子どもが増えているからこそ学校や家庭での接し方もより重要になっている。
 
記事は、「ゲーム会社やプラットフォーム事業者、そして学校や家庭。子どもと接点を持つすべての大人が、子どもは保護すべき対象だという原点に立ち返り、対策を講じてほしい。」と結んでいました。
 
我々の時代とは大きく違い、物心がつく前からスマホを手にする子ども達を見るに、「悪いこと」の意識なくやってしまっている例もあるかもしれませんが、根本にある「依存」の問題は強く認識しておかねばなりません。
 
さて、「依存」に関していえば、自身が6月定例会の一般質問で取り上げた「ギャンブル等依存症」について。
 
知人からのお話もあって「全国ギャンブル依存症家族の会 福井」の立ち上げ(昨年12月)をサポートし、敦賀市内での活動に参画をしつつ、解決のためには行政にも関わりを持っていただくことが必要と一般質問した次第。
 
なお、質問の詳細は、内容をご報告した以下リンク(やまたけブログ)をご覧ください。
 
 →2025年6月12日ブログ「議論は是々非々のもと一般質問を行う」
 
ギャンブル等依存症に対しては、質問の冒頭で確認した「敦賀市の基本認識」への答弁にて、その特性や対応がコンパクトに説明されています(以下)。
 
本人の意思や性格の問題と誤解されがちだが、脳内のドーパミンが機能不全になることで発症し、関連して多重債務、貧困、虐待、自殺といった問題を起こすことがある。依存症は本人の自覚がないまま進行することが多く、気づくのが遅くなる場合や本人や家族だけでは回復や問題の解決が難しい場合も多くあることから、早期に適切な支援につなげ、回復に向けた継続的な治療や支援が必要であると認識している。”
 
「家族の会 福井」の立ち上げや活動もあって、以降は地元紙にも幾度か取り上げられていましたが、11月5日(水)の福井新聞では、なんと1面に「ギャンブル依存症は病気」「親の愛では回復しない」などのタイトルで掲載
 
“息子は福井県外の国文大に進学し、卒業後は企業に就職した。しかしギャンブル依存症によって多額の借金を抱え、勤め先の金を横領し実刑判決を受けた。依存症家族の会で活動している母親のますみさん(仮名)=50代、県内=は「依存は病気。親の愛では回復しない。悩んでいる家族がいたら、すぐに相談してほしい」。拘置所にいる息子とは面会も手紙のやりとりもせず、関係を絶っている。”との書き出しではじまり、結びには、母親の言葉としてこうありました。
 
「学歴や職業に関係なく依存正になる可能性はある。国家公務員もいれば教師もいる。福井に住んでいると、依存症は恥で、際すべきことととらえられがちだけど、あくまで病気。気がかりな方はすぐにでも家族の会に相談してほしい
 
その「全国ギャンブル依存症家族の会 福井」は、場所を敦賀市から福井市に移し、毎月セミナーを開催していますが、明日は、ギャンブル依存症の第一人者である田中紀子さんらが参加されての「ギャンブル依存症セミナーin福井」が開催されます。
 

【「家族の会 福井」作成の開催チラシ】
 
私も参加予定ですが、こちらは当事者の方はもちろんのこと、この問題の啓発のためあらゆる方にお聞きいただきたく。
 
事前申込なし、参加料無料ですので、皆様ぜひお気軽にお越しいただければ幸いです。