明るく、活気あふれる「職場家族見学会」

ブログ 働く仲間とともに

4月に入り、今日は二十四節気の「清明(せいめい)」。
 
「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」という言葉の略で、すべてのものが清らかで明るく、活気に満ちあふれているさまをいいます。
 
季節柄、桜に目が行きがちですが、その文字通り、まちを歩いていても、樹々が芽吹く姿や道端に咲き始めた花々から生命力を感じるところ。
 
「すべてのものが」ということでありますので、私自身も「清浄明潔」と映るよう、過ごしてまいる所存です。
 
さて、「明るく、活気あふれる」と言えば、昨日行われた「職場家族見学会」。
 
日本原電労組 敦賀分会では、一番身近なご家族の皆さんに、エネルギーや原子力発電のことについてより知っていただこうとの趣旨で、労使共同行事として毎年開催しているもので、今回は14名の親子が参加されました。
 
私も敦賀分会委員長時代は企画、対応する側にいただけに、こうして継続して開催されていること自体嬉しいことであり、お声掛けもあって、暫し同行させていただいた次第です。
 
スタートは、日本原電が運営する美浜原子力緊急事態支援センターということで、分会委員長と一緒にお迎え。
 
バスから降りてくるお子さんの姿が既に、元気に満ちあふれていましたが、その後は会議室にて、委員長からの挨拶に続き、私もひとこと機会をいただきました。
 
もちろん難しい話は抜きで、お子さん達に何か覚えて帰ってもらおうと、4月13日から始まる大阪万博と掛け、「お父さん、お母さんが務める会社は、1970年3月14日、55年前に開催された大阪万博会場に初めて原子力発電の電気を送ったスゴい会社なんですよ」とお話しすると、意外や「へ〜」の声が挙がったのは親御さんでした(笑)。
 
「万博が始まったら、このことをお友達にも紹介してね」と、厚かましいお願いまでしたところですが、社員が思うと同様、ご家族の方にも何か誇りに感じていただければ幸いと思います。
 

【ひとことご挨拶の機会をいただきました。】
 
その後は、会社概要の説明に続き、遠隔操作で動くロボット訓練の見学へと続き、親御さんもお子さんも興味津々の姿に、趣向を凝らして対応いただくセンター職員の皆さんに感謝した次第です。
 


【ロボット訓練見学のひとコマ】
 
誠に残念ながら、私は次の用事のため、ここで離れましたが、支援センターの後は、敦賀総合研修センター、敦賀原子力館、敦賀発電所(含事務本館)と移動し、職場見学では、お父さん、お母さんの机に座ったりと、この日ばかりは事務所もアットホームな雰囲気になったのではと推察する次第です。
 
思えば、今では手を離れた我が家の長女、長男も小学生の時に参加したなぁとやや感慨深げな気持ちに浸りつつ、今回お越しいただいたご家族の皆様、とりわけお子さん達に、お父さん・お母さんの仕事の様子やエネルギーの大切さを少しでも知っていただけたのであれば嬉しく思います。
 
今は春休み。
 
ご家族の皆様にとって、この職場見学会が春の良き思い出のひとつにになったのであれば、これまた幸いに思います。